トシです、
花粉で肌が赤くなる時期は「これ」をしてください。
アトピーは季節によって対策方法が異なります。
日本の場合、3月から花粉が飛び交うので肌や目に付着してアレルギー反応が起こりがちです。なので、しっかりと対策をしていないと、目の周りや首など皮膚の薄い箇所が真っ赤になります。
そんな状態が続くと人の視線が気になり、家から出たくないと思ってしまいがち。
今回は花粉の時期にやっておくべきたった一つの対策を公開します。あなたの肌の健康を守るためにも、しっかりと最後まで読んでください。
目次
【これでだけでOK】花粉症で肌が赤くなる3~4月のアトピー対策
花粉が飛び交う3月ごろから、街中では目が充血したりくしゃみが出る人が頻発します。いわゆる花粉症という症状が多発します。
アトピー体質の人が花粉症と組み合わさると、くしゃみや目の充血が出る場合もありますが、肌が赤くなるケースが多くなります。
これを「花粉症皮膚炎」と言います。
要するに花粉が肌に触れることで、かぶれてしまうということですね。
これを改善するためには一体どうすれば良いのでしょうか?答えは「日焼け止めクリームを塗る」です。
詳しく見ていきましょう。
花粉で肌が赤くなるメカニズム
具体的な対策方法をお話しする前に、簡単に花粉によって肌が赤くなるメカニズムをお伝えします。ここが分からないと、なぜ後半でお伝えする対策で解決するのかが理解できないからです。
まず、花粉で肌が赤くなる人は、花粉に対してアレルギーを持っています。3月ごろから肌に異変を感じる人はスギ花粉にアレルギーがあります。
アレルギーに関しては、話すとかなり長くなってしまうので、ここでは割愛します。
まずは花粉にアレルギーがあり、肌にアレルギーである花粉が付着することで、かぶれてしまい、肌が赤くなるメカニズムがあることを覚えてもらえればと思います。
肌の赤みを解決する2つの方法
さて、そうなってくると、解決方法は大きく分けて2に絞られます。
- 花粉でアレルギーが出ない体質にする
- 花粉が直接、肌に触れないように工夫する
この2つです。
1に関しては、時間がある程度かかるのと、このテーマ一つでかなりのボリュームになるので、ここでは割愛します。
2に関しては、今日から実践できることですし、誰もが肌の赤みをすぐに解消することができます。
なので、今回は2の解決策について詳しく解説します。
最速で花粉から肌を守る方法
花粉が直接、肌に触れないようにする方法としては、服装を変えてみたり、花粉ゴーグルで武装する、マスクをするなど物理的にガードをすればいいのは誰もが想像できます。
ただ、この方法だと風向きなどの影響で衣服をすり抜けた花粉が肌に付着してしまうとアウトです。
なので個人的には、こうした対策よりも肌のすぐ上の部分に薄い膜を作り、肌と花粉が直接触れない状況にした方が確実だと考えています。
その方法こそが「日焼け止めクリーム」です。
アトピー肌に最適な日焼け止め2つの条件
日焼け止めと一言で言っても、2種類存在します。
一つは紫外線を吸収するタイプ。
もう一つは紫外線を反射させるタイプです。
どちらも肌の上に薄い膜を作り、紫外線から肌を守るという部分は同じですが、守り方が異なります。
「そんなのどっちでもいいじゃん」と思うかもしれませんが、アトピー肌にとっては意外と問題になります。
と言うのも、2種類ある日焼け止めのうち、紫外線を吸収するタイプは吸収後に熱を生み出す性質があります。この熱が肌を刺激することなるので、アトピー肌にとっては負担となり、逆に荒れてしまう結果となります。
なので、アトピーの人が日焼け止めを選ぶ場合、熱を反射させるタイプの日焼け止め。具体的には、成分表に酸化チタンや酸化亜鉛と記載されたものを選ぶようにしましょう。
また日焼け止めにはエタノールが含まれている場合が多いです。エタノールはアルコールの一種なのですが、肌を乾燥させたり刺激になって肌を赤くしてしまいます。
まとめると、アトピー肌にとって好ましい日焼け止めは
- 紫外線を反射させるタイプ
- エタノールが入っていない
この2つの条件を満たしたものということです。
この条件を満たしている物で僕が愛用しているのが、キュレル UV カット UV エッセンス 50gです。
キュレル自体がアトピー肌でも使えるような製品を取り扱っている会社なので、日焼け止めも安心して使えますし、ほんのり白くなるので美白効果もあります。値段も比較的安価なので、ありがたいです。
上手な日焼け止めの使い方
よく日焼け止めは外出の30分前に塗らないと効果がないと言われますが、これは嘘です。日焼け止めのメカニズムを考えてみると、時間によってどうこうなる性質ではないことがわかります。
また、化粧品メーカーも30分前に使うように注意書きをしていないことを考えると、外出前に塗っておけば問題ないと分かります。
ただ、一点注意してほしいことがあります。
それは紫外線を反射させるタイプの日焼け止めは、汗に弱いということです。
そのため、日中に汗をかくと日焼け止めが取れてしまう可能性もあります。
おすすめの使い方としては、朝の出かける前に塗っておき、カバンに日焼け止めを入れておいて、汗をかいた日は日中に塗り直すという方法です。
人によって運動量や職業がことなるので、汗をかく人もいれば、かかない人もいます。状況に合わせて最適な使い方をしてみてください。
まとめ
- 花粉の時期は肌が赤くなりやすい
- 花粉が肌に直接触れないように工夫することで肌荒れを回避できる
- 日焼け止めを塗ることで花粉から肌を守れる
- アトピー肌に合った日焼け止めを選ぶ
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