トシです、
断食はオススメしません。
僕自身、断食についての本を
それなりに読んできました。
断食を実際に実践もしました。
その上で感じることですが
断食ではアトピーは根本的に
改善することがありません。
今回は断食とアトピーについて
詳しく解説していきます。
「アトピーだけど断食ってどうなの?」
という疑問を持っている方は
参考になる内容かと思います。
この記事で知れること
✅断食でアトピーが根本的に改善しないワケ
✅断食中に起こる体内の5つの異変とは?
✅スベスベ美肌にするために圧倒的に必要な栄養素とは?
目次
断食でアトピーは良くなるが…
僕自身、断食を実践してみて
確かにアトピーが良くなりました。
ただし、効果は一時的なもので
食事を再開したらアトピーが現れ
元の状態に戻ってしまいました。
断食で症状が軽くなるかもしれませんが
それは一時的な現象であって
アトピーを根本から治す手段としては
不向きな方法だと考えています。
断食をオススメしない5つの理由
✅断食中は冬眠モードになる
断食で一時的にアトピーが収まる理由は
何も食べないことで代謝が低下し
体が冬眠に近い状態になるからです。
自然界の動物を見れば分かりますが
冬眠中は体の機能が完全に低下します。
そのため、アトピーの現象である
肌からの排出活動も低下し
アトピーが一時的に緩和するのです。
ただ、
代謝が低下するということは
血液の循環も悪くなるため
健康から遠のくことを意味します。
✅栄養が不足する
断食をすると体は栄養不足になります。
体は生命維持のために蓄積されている
栄養素をかき集めようと働きます。
例えば、
動脈硬化の原因とされている
血管内のアテロームなどを
栄養素として利用してくれます。
アテロームが無くなることで
血管内はキレイになります。
その他にも、腫瘍やイボも
キレイに消滅させられます。
ただし、自己融解中は体にとって
栄養不足であることは確かです。
仮にタンパク質が不足すると
免疫力の低下や内臓機能の低下、
骨の劣化などのリスクがあります。
因みにアテロームというのは
動脈の内側に脂肪やカルシウム、
繊維などが蓄積したものです。
これはビタミンEで剥がせるので
わざわざ断食をしなくても血管内を
キレイにすることは簡単です。
また、断食でアテロームを無くすには
10日も何も食べてはいけません。
食べ物を食べられないことは
とてもツラいことです。。。
✅免疫力が落ちる
免疫というのは免疫細胞と抗体の
2種類が関係しています。
2つともタンパク質から作られ
寿命はとても短いです。
血液内で10時間ほど
組織内では数日の命です。
断食中は栄養素が絶たれるため
免疫細胞や抗体たちが求めている
タンパク質が不足します。
その結果、
免疫力が低下し体は衰弱します。
✅活性酸素が処理しにくい体になる
活性酸素は体を酸化させてしまい
病気の根源だとされています。
断食をすることで
活性酸素が減らせるのは
間違いない事実です。
ただ、活性酸素を無毒化するためには
SOD(スーパーオキシドジスタムターゼ)
グルタチオンペルオキシダーゼなどの
酵素を体内で作る必要があります。
このSODなどを作るためには
タンパク質が必要となります。
よって、長期的に考えると断食で
タンパク質が不足した状態が続けば
活性酸素が除去しにくい体になるため
結果的に病気は悪化するといえます。
✅皮膚が再生できない
断食をすることで
アトピーの症状は緩和します。
体温が下がり糖質も摂らないので
アトピーの活動が停止するからです。
ただ、その方法では美しいツヤのある
ピチピチな肌には戻れません。
なぜなら肌はタンパク質で
出来ているからです。
圧倒的なタンパク質を与えない限り
炎症を起こした肌を一般のように
キレイな状態まで戻せません。
万が一、断食でアトピーが治っても
肌は黒くシワシワ状態のままです。
根本から解決するためには
断食はオススメできません。
食欲=体の叫び
断食中に最もツラいことは
強すぎる食欲との戦いです。
断食実践者は様々な方法で
気を紛れさせ、乗り越えます。
しかし、本来、食欲というのは
体が生きたいと叫んでいる証拠です。
当たり前ですが体は栄養で出来ています。
肌をキレイにするのも
体内の炎症を治すのも
全て栄養があってこそです。
断食ができないのは
あなたの意志が弱いからではありません。
食べることは生きることであり
病気を治すことです。
胃腸を休める手段として
断食するのは良いかもしれませんが
アトピーを根本から
解決したいのであれば
断食よりも栄養をどんどん体に
与えてあげるほうが良いです。
まとめ
・断食は一時的にアトピーが改善するが根本的に治ったわけではない
・肌がスベスベになるまで回復させるには、たくさんのタンパク質が欠かせない
・短期的には断食は効果を感じるが、長期的に見ると体を病的にさせてしまう
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