トシです。
副腎が泣いて喜ぶ栄養は6つです。
肉体に広がっている炎症をコントロールする臓器『副腎』
副腎の健康度合いは栄養が満たされているかどうかで大きく左右されます。
今回は副腎に必要な栄養素6つを紹介します。
普段の食事内容を振り返り、特定の栄養素が不足していると感じるならサプリを活用して元気な副腎を育んでいきましょう。
目次
【栄養足りてますか?】副腎が泣いて喜ぶ6つの必須栄養素を公開!
副腎が分泌するホルモン『コルチゾール』
このホルモンに備わる強力な抗炎症作用を人工的に抽出したのがステロイド薬です。
ステロイド薬レベルで炎症を抑えるには、副腎の力を強めるほかありません。
副腎を活性化させる習慣はこちらの記事でまとめているので見てほしいのですが、
今回は栄養面からのアプローチです。
副腎が求めている栄養素は7つあります。
具体的には、
- コレステロール
- タンパク質
- ビタミンA
- ビタミンB群
- ビタミンC
- ビタミンE
です。
順番に解説していきます。
コレステロール
まずはコレステロール。
コレステロールと聞くと「体に悪いのでは?」というイメージが強いです。
確かに摂りすぎは良くありません。
けれどコレステロールは『ホルモンの母』と呼ばれるくらい、ホルモン生成の原料として使われます。
なので適度なコレステロールは副腎を元気にする栄養素となります。
タンパク質
臓器も肌も髪もタンパク質を土台に作られています。家でいうところの木材にあたる部分がタンパク質となります。
しっかりとした副腎を作り上げるためには日頃からタンパク質を摂取するようにしましょう。
ビタミンA
マウスによる実験でビタミンAが欠乏することで副腎の機能が低下し健康被害が起こることが判明しています。
ビタミンAは免疫や肌の健康をサポートする栄養素なので積極的に補いたいビタミンです。
ビタミンB群
副腎がホルモンを分泌するためにはビタミンB群が欠かせません。十分なホルモンを分泌させるには体内にビタミンB群が必要不可欠となります。
ビタミンC
ビタミンCは強力な抗酸化作用がある栄養素です。基本的に体のどの部位でも必要になります。
体のビタミンC濃度を臓器ごとに観察することで、よりビタミンCを必要としている臓器を知ることが可能です。
具体的には
- 眼球
- 副腎
- 脳
の3つがビタミンC濃度が高いと判明しています。つまり、よりビタミンCが必要な臓器ということ。
副腎だけでなく視力や脳の健康のためにもビタミンCを補いましょう。
ビタミンE
マウスによる実験でビタミンEが欠乏するとホルモン分泌が低下することが判明しています。
副腎はビタミンE濃度が高いことから多くのビタミンEを必要としているとされています。
ビタミンEは抗酸化や抗炎症作用がある栄養素です。炎症を抑えるためには欠かせません。
積極的に食べるべき6つの食材
副腎に必要な6つの栄養素
- コレステロール
- タンパク質
- ビタミンA
- ビタミンB群
- ビタミンC
- ビタミンE
これらを満たす食材を紹介します。
コレステロール
コレステロールは卵や動物性食品、肝などの内臓系に多く含まれています。
アトピー治療という部分も考慮するとオススメは魚。
魚の油は炎症を抑制しますし、悪玉コレステロールを下げる働きがあります。
炎症がどの程度あるかによって食事内容を変える必要がありますが、日常生活を送れるレベルであれば卵も適度に食べるとバランスがいいです。
タンパク質
タンパク質は先ほどのコレステロールのところで解説した食材がオススメです。
具体的には
- 魚
- 卵
の2つ。
タンパク質が細かく分解できていない状態を『ポリペプチド』と表現するのですが、ポリペプチドのまま腸から血液内に流れてしまうとアトピーが酷い時期だと痒みの原因となります。
魚であれば他の動物性食品よりも分解しやすいため、タンパク質やコレステロールの摂取食材としてオススメです。
荒れている時期は卵も控えたほうが良いでしょう。
ビタミンA
ビタミンAの代表格はにんじんです。
にんじんは漢方に疲れているほど健康効果の高い食材です。
にんじんは油と一緒に摂ることで吸収率が高まる性質があります。そのため魚と一緒ににんじんを食べることをオススメします。
ビタミンB群
ビタミンB群は動物性食品に豊富に含まれています。
タンパク質やコレステロールでお伝えした
- 魚
- 卵
をメインに納豆など植物性タンパク質が豊富な食べ物を加えると尚良いです。
ビタミンC
ビタミンCはレモンやキウイなどの酸っぱいフルーツ。もしくはパプリカやブロッコリーが豊富です。(意外にもトマトはビタミンCを多く含んでいない)
ビタミンCは水溶性のビタミンなので吸収できなかった分は体外に出てしまいます。
なので一度に多く摂取するよりも数回に分けて摂取したほうが濃度が濃い状態でいられます。
また熱に弱いため、調理をする場合は煮汁ごと摂取すると良いです。
例えばブロッコリーを煮ると熱により煮汁にビタミンCが溶けます。煮汁ごと摂取することでビタミンCを逃さず栄養補給できます。
ビタミンCに関しては食材だけだと不足しがちですし、余分な部分は体外に出てしまうのでサプリで適度に補う方法もオススメです。
「タケダ」から販売されているビタミンCサプリは第3類医薬品ですのでオススメです。
本来、サプリは栄養補助食品なので効果があるのか不明な位置づけです。一方で医薬品は効果が正式に認められた商品となります。
品質が保証されているので安心です。
「医薬品ってことは副作用とかあるってことですか?」
と思うかもしれませんが、大丈夫です。
ビタミンCの栄養剤なので副作用はありません。単純に位置づけが効果が正式に認められた商品ということです。
ビタミンE
ビタミンEが豊富な野菜は、カボチャや玉ねぎ、枝豆、ナスなどがあります。
ナッツ類にも豊富に含まれていますが、油のバランスでアトピーの人は避けたほうがいいでしょう。
ビタミンEもCと同様に食材が限定されがちで不足しやすい栄養素です。
そのため日頃の食事を意識的に変えるか、サプリを活用するのが良いでしょう。
ビタミンEサプリは簡単に手に入ります。
日本製だと大塚製薬のサプリが品質が安定しています。
海外だとSolgarから販売されているビタミンEサプリが人気です。
まとめ
副腎を元気にする栄養素は
- コレステロール
- タンパク質
- ビタミンA
- ビタミンB群
- ビタミンC
- ビタミンE
の6つです。
このうち「コレステロール」「タンパク質」「ビタミンB群」は魚や卵でカバーできます。
ビタミンAはにんじん、ビタミンCはレモンやブロッコリー、ビタミンEであればカボチャ。
ビタミンCとEは不足しやすいのでサプリを活用するのもアリです。
また、
副腎は栄養補給だけでなく習慣によっても活性化させることができます。
そのあたりについてはこちらの記事をチェックして下さい。
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