トシです。
動画を見ながら食事をしていませんか?
実はYoutubeやNetflix、テレビなど動画を見ながら食事をすると食欲が30%も増加することが、オランダのワーゲニンゲン大学のDieuwerke Bolhuisさんの研究で明らかになりました。
アトピーを治す上で胃腸をしっかり休めることは最も大切なこと。
ちょっとした工夫をするだけで、無理なく胃腸を適度に休めることが可能です。逆に普通に生活をしていたら胃腸は激しく消耗してしまい、アトピーは一生治りません。
今回は無理なく食欲を抑え、胃腸を休ませることでアトピーを改善する方法を解説します。
目次
【食欲の科学】You tubeでアトピーが悪化する1つの理由を公開
今の時代、ネットが高速になったこともあり動画がサクサク楽しめます。ネットで検索すれば様々な動画コンテンツがヒットします。
代表的なサイトとしては、
- You tube
- Netflix
- Amazonプライムビデオ
などですね。
休日や帰宅後はNetflixで映画を見ているのではないでしょうか?
ちなみに僕はAmazonプライムビデオでアニメや映画をよく見ています。本当に便利で快適ですよね。
そんな快適なサービスですが、一つだけ注意すべきことがあります。それは食欲を増加させるということ。
アニメ映画で食欲が30%増加した実験結果
2013年1月23日に公開された研究資料によると、オランダのワーゲニンゲン大学のDieuwerke Bolhuisさんが18~53歳の被験者53人を対象に3日間のテストを行いました。
実験内容は以下です。
アニメ映画を見ながらスープによる食事をとってもらい、一口を5gに制限した場合と、15gに制限した場合とで比較し、3日目には、制限をしないで好きなように食べてもらいました。
その結果、被験者はアニメ映画を見ながら食事をしているときは、スープの味に集中できなくなり、映画を見ていない場合よりも多くのスープを飲んだ。
さらに一口を15gに制限した場合は、5gに制限した場合に比べ、飲んだスープの量は約30%も多かった。一口の量が多いほど、食事全体の摂取量は増えることが分かりました。
興味深いことに、一回に口に含む食物の量が多いと、自分の食べた量を把握しづらくなり、過小評価する傾向がみられた。
逆に、一回に口に含む食物の量が少ないと、食べた量を過大評価する傾向がみられた。
要するに、何かをしながら食事をすると食事量が通常よりも30%増加したということです。
「ダイエット中ならともかくアトピーとは無関係なのでは?」と感じるかもしれませんが、実はこの食欲増加はアトピーを治すためには厄介な存在なのです。
99%の現代人は病死
人の体をシンプルに考えると、口から胃、腸、肛門と一本の管が通っています。この管は消化と栄養吸収、排出の3つの役割を担う存在です。
栄養吸収は小腸で行われます。吸収された栄養は体内に無数に張り巡らされた血管を通して、37兆個の細胞へ栄養を届けます。
ざっくりですが、こんなイメージです。
この消化、吸収、排出がしっかりと行われていて、血液の循環が滞っていなければ、細胞に栄養が運ばれます。
人間の体は37兆個の細胞の集合体なので、細胞が健康であれば基本的に慢性病にはならず、天寿を全うします。
にも関わらず、99%の現代人は病死しています。
なぜなら、
- 消化
- 吸収
- 排出
- 循環
のどこかが不健康だから。
アトピーの場合で言えば、消化と排出です。ちなみにガンも消化と排出の不健康が原因だとされています。なのでアトピーはガンの初期症状だと発言している専門家もいます。
では、なぜ消化と排出が不健康だとアトピーになるのか。
それは胃腸で処理できないからです。
胃腸で処理できないと別の臓器から毒を排出する
人の体は胃でドロドロに消化した食べ物を腸に運びます。腸は栄養を吸収しつつ、不用物は排出してくれます。
しかし、現代人の場合は食べ過ぎの傾向があるので、胃腸の許容量をオーバーした食べ物が毎日のように送られてきます。
そうなると、腸は不用物を処理しきれません。処理しきれなかった不用物はどこに行くのでしょうか?答えは血管内です。
本来であれば外に出さないといけない不用物が腸で栄養と一緒に吸収してしまい、血管内に侵入します。当然ですが異物が入ってきたと体は騒ぎます。なんとか外に出そうとします。
その結果として、肌を掻くという行為になります。
肌も汗などを毛穴から排出していることから、排出器官の一つです。処理できなかった異物を肌から出そうとする行為は自然な行為だと言えます。
こうした肌から処理する現象を僕たちはアトピーと呼んでいるわけですね。
ちなみにアトピー以外にアレルギーとして鼻炎や喘息が有名ですが、こうした症状も原理は同じです。
鼻炎であれば鼻から排出しようとしている行為ですし、喘息であれば肺から出そうとしています。全て同じ原理です。
食欲をコントロールするためには、自分が何をどれくらい食べているのか認識すること
冒頭でお話ししたオランダのワーゲニンゲン大学のDieuwerke Bolhuisさんは実験結果を踏まえて、食欲のコントロールについて以下のようにアドバイスをしています。
何かをしながら食事をすると食べることに集中できなくなります。すると一口に食べる量が多くなる傾向にあります。
また、どれだけ食べたのか注意していないので、食べ終わっても何だか物足りなさを感じてしまいがちになります。なので、なるべく一口の量を少なくして食事をすることで、余計に食べる行為を抑制できると考えています。
理想としては動画を見ずに、食事の時は食事をすることに集中することです。
ですが、動画を見ながら食事をすることに楽しみを感じている人も多いですし、無理に動画を見ないようにしてしまうとストレスの原因にもなりかねません。
なので、現実的に無理なく行える工夫としては、一口あたりに食べる量を減らすことです。
これなら誰だってできるはず。
一口が減ると食事時間の割に食べ物が減りません。すると食べた量が少なくても満足感を得られます。
また少し専門的なことを言えば、人は食事をしてから20分経過すると、満腹中枢という器官が刺激され食欲が抑制される仕組みになっています。
一口を少なくすることで食事をゆっくり行うこととなり、満腹感と満足感を得ながら胃腸の負担を減らし、肌から排出する必要性を無くすことで、アトピーを改善させられるということですね。
まとめ
今回は動画と食欲の関係性について解説しました。
便利な世の中なので、なかなか動画を見ずに食事をしないというのは難しいのではないでしょうか?
無理せずに行える方法として、「一口を小さくする」という工夫は便利です。是非試してみてください。
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