なぜ人間”だけ”1000種類以上の病気になるのか?野生動物に学ぶ健康の真髄

なぜ人間"だけ"1000種類以上の病気になるのか?野生動物に学ぶ健康の真髄 酵素(エンザイム)

トシです。

なぜ人間だけ1000種類以上の病気になるのか?

地球には大小さまざまな生き物が生息しています。僕たち人間は生物学上、哺乳類に分類されます。更に細かく分類すると霊長類というグループに属しています。同じグループにはサルやオラウータン、チンパンジー、ゴリラがいます。

遺伝子だけで判断すればチンパンジーと人間は96%同じDNAであることが研究で明らかにされています。確かに似ている部分が多いと感じさせられます。

しかし、明らかに違う点があります。それは病気

現代人はガン、糖尿病、心臓病、うつ病、アトピー、アレルギー疾患、高血圧、心筋梗塞、骨軟化症などなど、星の数ほどの病気を抱えています。持病の無い人を探す方が難しいレベルです。

一方でアトピーのチンパンジーはどれだけいるのでしょうか?うつ病はどうでしょう?ガンのチンパンジーなら存在するでしょうか?おそらく一匹もいないでしょう。

この秘密と深く関わっている成分がエンザイム。日本語にすると酵素です。これから酵素と病気の関係性ついて複数回に渡りお伝えしていきます。

病の根幹部分なので、じっくり読んで頂ければと思います。

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なぜ人間”だけ”1000種類以上の病気になるのか?野生動物に学ぶ健康の真髄

なぜ人間"だけ"1000種類以上の病気になるのか?野生動物に学ぶ健康の真髄

冒頭でもお伝えしたように世界中を見渡しても、人間ほど病気を抱えている生き物はいません。なぜか自然界で暮らす生き物は人間のような奇病になることなく生きています。(感染症や縄張り争いによる死はある)

人間最大の武器である頭脳を生かし薬やワクチンを開発したり、衛生面を整えたことで自然界で起こっている感染症や伝染病を防ぐことに成功しました。

にも関わらず、不自然な病気に悩み続け解決策も分からないまま薬で一時的に症状を緩和させることしか出来ていないのが現状です。

一体どうしてこんなことになってしまったのか?その答えを見つけるには野生動物から学ぶのが一番です。なぜなら彼らは現代病にかかっていないから。

現代病が蔓延する動物園

医者も知らない酵素の力に興味深い内容が記載されているので引用します。

20世紀前半までは、アメリカの動物園では人間と同じように加熱調理した餌を動物に与えていた。この頃は動物に病気が多く死亡率も高かった。その後、生の餌の重要性が認識されるようになって、いまでは動物園の動物も野生動物と同じように病気を起こさなくなっている。

加熱調理した餌を与えていた頃の動物園の動物の状態を詳細に調べた調査があるが、これによると動物たちは心臓病、糖尿病、ガン、肝臓病などなど、人間と同じ病気を起こしていたのだ。

また、動物実験でも生の餌を与えた場合には病気が起きないのに、調理した餌ではいまのような病気が起きることが実証されている。

どうでしょうか?ちなみに僕は「生の食べ物だけ口にしろ!」なんてことは言うつもりはありません。ですが野生動物と人間とでこれほどまでに病気の差が生まれる原因は加熱調理にありそうです。

人間だけが圧倒的に不足している栄養素

人間が考える”健康的”とはズバリ、栄養が沢山あるか否かです。栄養が多ければ多いほど体に良いという考えが一般的でしょう。だからこそ、レモン●●個のビタミンC配合!とかレタス●個分の食物繊維みたいなキャッチコピーがよく見られます。

栄養学で重要視されている栄養素は、

  • 糖質
  • 脂質
  • タンパク質
  • ビタミン
  • ミネラル

の5つが大切であるとされています。

特に上3つの糖質、脂質、タンパク質は三大栄養素とされ体の土台となる重要な存在として位置づけられています。こうした考えに至るまでに、人は体の働きと栄養について研究し続けてきました。

例えばビタミンCが発見されたきっかけは「壊血病」にあります。壊血病とは血管がもろくなり出血する病気で16世紀から18世紀の大航海時代に流行りました。新鮮な果物や野菜を食べていた船員が壊血病にならずに済んだことから研究が進み、遂に食べ物に含まれるビタミンCが発見されることとなります。

こうした経験を通して、病気にならないために必要なことを詰め込んだのが栄養学です。

ところが今現在も人間は病気の苦しみ続けています。栄養のことなんて何も知らないサルのほうがよっぽど健康に暮らしています。このことから栄養学は未完成だと言えます。何かが欠けているのです。それでは一体何が足りないのか?それこそが『酵素(エンザイム)』です。

酵素(エンザイム)とは

酵素(エンザイム)とは

酵素。英語ではエンザイムと呼ばれていますが聞いたことはあるでしょうか?日本だと酵素入りの洗濯用洗剤とか、断食の時に飲むといいとされる酵素ドリンクなどがあるので、酵素という言葉自体は聞いたことがあると思います。

酵素というのはタンパク質によって出来ている成分です。この成分は大きく3つのカテゴリーに分類されます。『消化酵素』『代謝酵素』『食物酵素』この3つです。

消化酵素は体内に食べ物が入ってきた際に消化を促す成分。代謝酵素は人間のあらゆる活動を行う際に必要になる成分。食物酵素は食材そのものに含まれている成分のことです。どの酵素も非常に重要なのですが、特に代謝酵素が健康体にとって最重要です。

僕たちのすべての器官、組織は代謝酵素の働きによって活動しています。

研究者の調査によると動脈内だけで98種類の異なる酵素が発見され、それぞれ異なる働きをしていることが判明しています。肝臓、腎臓、心臓、肺にもそれぞれ酵素があり、活動してます。

人類はまだ酵素の正確な数はつきとめていませんが最低でも3000個はあるとされています。

酵素については学校で習うわけではないので「酵素が大切なのは分かるけどイメージしにくい」と思うかもしれません。

例えば、家を建てる時をイメージしてください。家を建てるには木材や水道管、ペンキ、金具などの材料が必要です。この材料にあたる部分が栄養素です。材料があれば家は建つでしょうか?建ちませんよね。材料を切ったり組み立てたりする大工さんが必要です。この大工さんこそが酵素なのです。

どれだけ栄養を摂ったとしても、それを活用する酵素が不足していれば何も意味がありません。酵素は全ての活動、指を少し動かすにも必要なのです。栄養があれば健康になれると思いがちですが、その栄養を体内でエネルギーに変える酵素がいるからこそ、生物は健康になれるのです。

逆に言えば酵素が不足してしまうと、体のあらゆる機能が衰えてしまい病気を発症します。そして残念ながら僕たち人間は圧倒的に酵素不足なのです。

なぜ酵素不足になるのか?

先ほどお伝えしたように酵素は3種類にカテゴリー分けされます。『消化酵素』『代謝酵素』『食物酵素』この3種類ですね。このうち『食物酵素』というのは食べ物に含まれている酵素です。

自然界にある食べ物というのは全て食物酵素を蓄えています。こうした食べ物を口にすると胃の中で食べ物自身が自分の酵素を使い消化してくれるのです。当然、消化作業がスムーズに進むので未消化物も出ずに短時間で消化活動が終えられます。

ところが人間の場合、自然界にある食べ物をそのまま口にすることは少なく、加熱や加工をしてから食べます。実は酵素というのは熱に非常に弱い性質があります。具体的には48度以上の熱で壊れはじめ、70度を超える熱が加わると完全に機能が失われます。

酵素がなくなった食べ物を口にするとどうなるのでしょうか?答えは『体内の酵素を使い補う』です。3つの酵素(消化酵素、代謝酵素、食物酵素)のうちの消化酵素を使います。主に膵臓から分泌され食べ物の消化を手助けしてくれます。

こうきくと「それなら酵素がない食べ物を食べても別に問題ないのでは?」と思うかもしれません。確かに膵臓から酵素が分泌されるなら問題なさそうです。しかし、実はこの行為は非常に問題なのです。

僕たちの生体活動は全て酵素があることで機能します。消化、排毒、循環、栄養吸収、思考、運動、ホルモン分泌などなど全てです。

酵素が壊れた食べ物が胃の中に入れば膵臓は消化酵素を分泌することに全力を尽くします。その結果、代謝酵素に回す酵素が不足します。

代謝が十分に行われないと人は必ず病気になります。アトピーなどのアレルギー疾患、うつ、ガン、骨軟化症など、体のどこかに不具合が生じます。

つまり現代人は消化酵素ばかりに労力を割いて、肝心の代謝酵素が十分に分泌されていないから病気が多発している状態なのです。

一方で野生動物は熱を加えていない生の食べ物を口にします。生の食べ物には自分自身を消化する量の酵素が含まれています。なので体内の酵素を使うことなく消化活動ができます。そのため体の代謝のために酵素を回すことができるので、健康体を維持することができています。

僕たちはローフードにするべきなのか

ここまでで酵素がある食事をすることで、代謝が正常に行えて病気にならずに済むことをお伝えしました。

では僕たち人類は野生動物のように生の食べ物、いわゆるローフードばかりを食べるべきなのでしょうか?答えはNOです。

確かにローフードであれば酵素は生きています。けれどタンパク源が不足するデメリットがあります。酵素はタンパク質です。日頃からタンパク源を摂取することで体内で多く酵素が生産できます。では一体どのような食事をすればいいのでしょうか?

答えは『意識的に生の食べ物の割合を増やす』です。例えば、朝はサラダを沢山食べるようにして昼と夜はいつもの食事にするなどです。こうして酵素が生きている食べ物を増やすことで、消化活動の負担が減り、膵臓は代謝酵素の生産に力を入れられます。

サプリを活用しよう

生の食べ物を増やすと共に絶対に行ってほしいことは消化酵素サプリを活用することです。こうしたサプリには消化を手助けする酵素が含まれています。

例えば、糖質を分解するアミラーゼ、タンパク質を分解するプロテアーゼ、脂質を分解するリパーゼなどです。これを食前に飲むことで食べ物の消化を助けてくれます。

これなら熱処理された食べ物を食べても体内の酵素を消費することなく消化することができます。

消化酵素サプリは用途によって配合されている酵素の種類が違います。いろいろな会社を試してみて安定のクオリティーだなと判断しているのがEnzymedica(エンザイメディカ)という会社です。

この会社は酵素サプリに特化した会社で体内のどの場面でも酵素が活動するように工夫されています。Enzymedicaの定番商品にダイジェストシリーズがあります。ダイジェストベーシックダイジェストゴールドがあります。ゴールドのほうがより強力に消化を促すので、僕はゴールドを愛飲しています。

まとめ

酵素のテーマは奥深いので今回はざっくりと全体像を紹介しました。

これから複数回に渡り酵素について詳しく解説していきます。アトピーも元を辿れば正常に代謝が行われないことから生じています。そのため酵素を補うことで改善に向かいます。

海外では酵素療法として皮膚疾患の患者にかなりの効果が出ています。まずは日頃の食事に酵素を補うようにして消化の負担を減らしていきましょう。

 

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