トシです。
ステロイドでアトピーが改善する人はオメガ3で治ります。
「油なんて気にしてもアトピーは治らないよ」
そう感じている人もいるかと思います。
その気持ちはよく分かります。なぜなら過去に全く同じことを僕は思っていたから。
「今まで色々な治療法をやってみたけどダメだった。油なんてアトピーと関係ないよ」
そんな気持ちが強くありました。
ところが油について知れば知るほどアトピーが改善すると確信が持てました。
なぜならステロイドが体内に作用するメカニズムと油がアレルギーを鎮める仕組みが同じだから。
要するに薬でアトピーを抑えるのか油で抑えるのかの違いでしかない。
今回はステロイドが体内で行なっている炎症抑制システムやオメガ3の仕組みについて解説していきます。
目次
なぜ油でアトピーが治ると断言できるのか?結論”ステロイドと同じだから”
僕はアトピーを治したい一心で数々の治療法に取り組んできました。
断食、MEC食、腸内洗浄、脱塩素、添加物除去、ロカボ食、スピリチュアル、日光浴、人参りんごジュース、ベジタリアン療法、フルタリアン療法、脱ステロイド、脱保湿、漢方治療などなど
この苦しみから解放されるなら何だってやる覚悟で取り組みました。
中には少し効果があったものもや他の人には効いたものもありました。
ですが僕のアトピーが完治することはありませんでした。
なので「油を変える治療法」を知っても期待できなかったです。
厳密に言えば実践してみたものの当時の僕の浅はかな知識のせいで間違った取り組み方をしてしまい改善しませんでした。
ステロイドとオメガ3の仕組みが同じことに気づく
そんな時に改めて知識を深めようとステロイドが炎症を抑える仕組みについて勉強することにしました。
結論から言えばステロイドは炎症成分である
- ロイコトリエン
- プロスタグランジン
の生みの親であるアラキドン酸が生まれないように抑制しています。
体内のアラキドン酸が少なくなれば炎症成分が減ります。
炎症成分が無ければ肌は荒れないという理屈でアトピーにステロイドが効果的だったのです。
その仕組みを知った時にふと思いました。
「なんでアトピーを起こすほどアラキドン酸が大量に生まれてしまうのだろうか?」と。
さらに調べていくうちにアラキドン酸はリン脂質という油から生まれることが分かりました。
そしてリン脂質はオメガ6から生まれます。
現代人が加工食品や揚げ物などからオメガ6を摂りすぎていることは知っていました。
ここでオメガ6がアトピー悪化に関係していることは信憑性があると感じました。
オメガ3が炎症を抑える仕組み
オメガ3にはオメガ6による炎症を抑えることが分かっています。
ではどのようにして炎症を抑えているのか?
実はオメガ3には2つの方法で炎症を抑えていることが分かっています。
- リノール酸がリン脂質になる過程をブロック
- アラキドン酸がロイコトリエンとプロスタグランジンになる過程もブロック
この2つです。
図で表すとこんな感じ。
つまり
炎症をブロックするタイミングが違うだけでステロイドとオメガ3は同じように作用している
ということです。
こうした背景を知ったことで油でアトピーは治せるのだなと確信することができました。
なぜならステロイド薬を使うと肌の炎症が消えた経験があるから。
ステロイドで炎症が消えるということは日頃から油の摂取に気をつければ炎症が起こらないことを意味します。
オメガ3を摂っていてもアトピーが治らない理由
オメガ3を摂っていてもアトピーが治らないケースがあります。
実は過去の僕がそうです。
当時、こうしたステロイドとオメガ3が同じ仕組みであることは知りませんでした。
それでも「油を断てばアトピーはここまで治る」という書籍を読んで実践することにしたのです。
ところが全然アトピーが良くならない。
「これもガセ情報だったのか…」と思いゴミ箱に捨ててしまいました。
ただ当時の自分に不足していた知識は
オメガ3を摂ることと同時にオメガ6を減らさないといけない
ということ。
例えば、自然食として健康的なイメージがあるナッツ類。
ナッツ類にはオメガ3も含まれていることから積極的に食べていました。
ただナッツ類の脂質にはオメガ3よりも圧倒的にオメガ6が多く含まれています。
つまりオメガ6が多い状況なのにナッツ類を食べてしまうと余計にアトピーを悪化させることになります。
それ以外にもサプリより魚からオメガ3を摂る方が吸収率が上がるという知識などです。
こうした知識があって初めてアトピー体質を改善させることができます。
あなたは過去にステロイドを使いアトピーが改善した経験がありますか?
もしYESなら安心して下さい。
油を見直すことであなたのアトピーは治ります。
まとめ
過去の僕がそうであったようにオメガ3が効果的だと知っていても周辺知識がないと無意味となってしまいます。
この辺りは各々の環境によって異なるので個別相談を活用してもらえればと思います。
正しい知識と行動が伴えば長年苦しんだアトピーを克服できます。
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