アトピーと薬の付き合い方とは!?働きながら完治させる現実的な方法

アトピー完治させる方法

トシです、

ステロイドは怖いですか?

アトピーの薬として有名な物に
ステロイド軟膏薬があります。

確かに効果はありますが
副作用を気にしている方も
多いのではないでしょうか?

今回はアトピーという厄介な病気と
ステロイドとの付き合い方について
解説していきたいと思います。

僕自身がステロイドを10年以上使い続け、
途中で脱ステを行い日常生活でさえ
満足に過ごせない状態になった経験から
学んだことをシェアしていきます。

この記事で知れること

アトピーは少しずつ治していく気持ちが大切
✅ステロイドを使うことはアリ
✅まずは日常生活が送れることが大切

 

スポンサーリンク

病院が行っているアトピーの対処療法

昔と比べると日本ではアトピーの方が
急激に増えている傾向にあります。

ちょっとブツブツができている程度の
軽症の方から布団が血まみれになる
重症の方まで様々な方がいます。

現時点の対策法として
病院が行っているのは、

ステロイドやデュピクセントという
薬で痒みを強制的に抑え込む方法です。

デュピクセントについては
こちらの記事を参考にして下さい。

10年ぶりのアトピーの新薬デュピクセントの効果と個人的な意見
トシです、 デュピクセントを知っていますか? 2018年4月23日に発売された アトピー性皮膚炎の新薬です。 10年ぶりの新薬ということで 注目を集めているデュピクセントですが、 一体どのような薬なのでしょう...

 

デュピクセントの副作用とアトピー完治に向けての現実的な取り組み方
トシです、 デュピクセントには 副作用が存在します。 今回はアトピーの新薬として 10年ぶりに登場した 『デュピクセントの副作用』 について解説していきます。 アトピー患者にとって湿疹や痒みは 1秒でも早く消し去りたい存...

この方法であれば確かに
アトピーは治まります。

ただし、

薬には副作用が存在します。

 

アトピー薬の副作用

アトピーの薬として
定番のステロイドには
いくつかの副作用があることが
認められています。

例えば、

・骨粗しょう症
・糖尿病
・消化性潰瘍
・血栓症
・精神症状
・ムーンフェイス
・動脈硬化
・高血圧症
・白内障
・緑内障
・副腎不全

こういった副作用が報告されています。

こういった事実を知ると
薬を使うことが怖くなり
脱ステに走りがちです。

ただ、

脱ステを行うことは
かなりツライです。

管理人が経験した脱ステの日々

僕自身、ステロイドの副作用を知り
薬を使うことが怖くなりました。

そして、

脱ステという選択を取りました。

今まで使っていた薬を全て止め
保湿剤のみを使うようにしたのです。

脱ステを行うと日を追うごとに
肌が荒れていくのが分かります。

夜に掻いたところが傷になり
朝起きると血が固まっていたり

関節部分をかなり掻いてしまい
まともに歩くことができなかったり…

次第に体を動かすことが苦痛になり
布団の上で一日を過ごすようになり
植物人間のような状態になりました。

当時は実家で暮らしていたのですが
見た目が汚い僕を母親は軽蔑
次第に話しをしなくなりました。

ご飯の時だけ2階の自分の部屋から
1階の食卓へと降りて食事を済ませると
また2階の自室に戻る生活の繰り返し…

食事の時間は家族が
揃って食べている時間を避けて、

皆が食べ終わった時間帯になって
僕が一人食べに下へ降りてくる。

という生活でした。

「何としてもアトピーを治したい」

という思いを心に決めて
脱ステを継続していました。

『脱ステ=アトピー完治』ではない

ただ、今思い返すと
あんな苦労はしないほうが
良かったと思います。

そもそも脱ステをすることで
アトピーが治ることはありません。

なぜなら、

ステロイドは副腎皮質ホルモンであって
それを皮膚から塗ることで

傷口の治りを早くしたり
Th2細胞の働きを抑制し
症状を抑えてる薬です。

ステロイドについては
こちらの記事を参考にして下さい。

【メカニズムを徹底分析】ステロイド薬はなぜアトピーに効果的なのか
トシです、 ステロイド薬がなぜ、 アトピーに効果的かご存知ですか? アトピーを経験したことがある方であれば 一度は必ず使用した事があるステロイド。 このステロイドはそもそも なぜアトピーに効果があるのか。。。 ...

その薬を止めたところで
アトピーは完治するわけではなく
副作用が無くなる程度です。

ステロイドを止めてアトピーが悪化した。

ということであれば、

もっと根本的な部分である
腸内の善玉菌の種類や宿便など
そういった部分が一般の方と比べて
整っていないから荒れていると言えます。

なので、ステロイドを止めることよりも
根本的な原因になっている箇所を
改善しようとするべきです。

薬を使うことは社会で生活しながらアトピーを治す賢い選択

僕自身がステロイドを使い続けた経験と
脱ステを行った経験の両方の側面を
体験して思うことがあります。

それは、

『薬に頼っても良い』

ということです。

勿論、最終的には薬から脱却し
アトピーを完治させることが目標ですが
まずは薬を使っても良いと思います。

アトピーが悪化すると全てのやる気がなくなる

アトピーの方であれば
理解してもらえると思うのですが

アトピーが悪化したことで
その日のテンションは下がり
何もやる気がしなくなります。

仕事を休むことになったり
友人や恋人との約束を
ドタキャンすることもあると思います。

それぐらいアトピーが悪化することは
本人にとってツライことです。

確かに薬に頼らずに治すことが
理想的ではありますが、

自然治癒で治す場合は
どうしても時間がかかります。

ただ、現代社会では日々仕事をして
生活費を稼がないと生きていけない
という方も多いはずです。

なので、まずは薬を使ってでも
日常生活を過ごせる状態にすること。

そして、アトピーを悪化させないこと。

そうすることで徐々に心に余裕が生まれ
根本的にアトピーを治そうかなという
考え方が芽生えると思います。

その段階になって初めて
食事内容やサプリメントなどを
試すステージに上がれば良いと思います。

時間はかかるかもしれませんが
体に溜まった毒素などを出すことは
どうしても一定期間かかります。

なので、

まずは仕事やプライベートを
普通に楽しめる状態にすること。

その次に根本治療に取り組む。

この順番が現代社会で生活をしながら
アトピーを治す現実的な
道かなと感じます。

薬はあくまで症状を抑えるもので
病気そのものを治しません。

なので、当然ですが使用を止めれば
症状が元通りになります。

最終的にアトピーを完治できるように
薬と上手く付き合っていきましょう。

 

「参考になった!」という方は
こちら↓をクリックして下さい。

コメント

タイトルとURLをコピーしました