少食はアトピーに効果的なのか?摂るべき物と減らすべき物を目利きする方法

アトピー 食事制限
少食はアトピーに効果的なのか?摂るべき物と減らすべき物を目利きする方法

トシです、

少食はアトピーに良いのでしょうか?

現代人は食べ過ぎと言われており
食事の量を控えた方が健康的だ!
という考え方があります。

このあたりに関しては
個人的に賛成なのですが

誤解されている部分が多いので
今回は少食について詳しく解説します。

★この記事で知れること

✅現代人が食べすぎている栄養素と不足している栄養素とは!?
✅日常の食生活で気をつけるべき5つのポイントを公開!
✅卵が優秀な食べ物と言われる所以を徹底解説!

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現代人は食べすぎている…のか?

この記事を読んでいるあなたは
おそらく日本に住んでいると思います。

日本は先進国ということもあり
食材が簡単に手に入ります。

とても素晴らしいです。

食べたいだけ食べられるので
最近ではメタボ体型で悩む
中年男性が増えているくらいです。

要するに食べ過ぎ状態です。

こうした背景から
少食のほうが健康的になれる。

という主張が広まりました。

この流れは当然のことです。

食べる量を減らせば胃腸は休まり
体への負担も軽くなりますし
何よりもカロリーが抑えられるので
健康的な体型を維持できます。

良いことだらけです。

しかし、

何でもかんでも少食にすれば
良いわけではありません。

現代人が摂りすぎているもの、不足しているもの

現代人の食事を見てみると
摂りすぎているものと
不足しているものが分かります。

摂りすぎているものは

・油
・糖分

この2つでしょう。

不足しているものは

・ビタミン
・ミネラル
・タンパク質

このあたりです。

少食にするべきなのは
摂りすぎている油や糖分であって
不足しているビタミンや
ミネラルではないです。

この辺りを勘違いしていまい
とにかく食べないことに対して
美徳を感じている方がいます。

その考えでは栄養不足となり
治る病気も治りません。

確かに痩せるのかもしれませんが
ガリガリの不健康な痩せ方をします。

少食と一言で言っても
減らすべき栄養素と
増やすべき栄養素があることを
認識する必要があるのです。

具体的な実践すべき食事内容

✅油

食事内容で言えば
植物性の油は控えましょう。

・大豆油
・ナタネ油
・コーン油

などの植物性オイルは
オメガ6という属性に入ります。

この油は厄介な性質があります。

それは、摂りすぎることで
炎症が促進するという点です。

アトピーなどの痒みの要因の1つは
こうした油の性質からきています。

逆に炎症を抑える油もあります。

それがオメガ3という種類です。

魚の油などが該当します。

市販で売られている揚げ物などは
ほとんどがオメガ6を使っているので

そういった食べ物を控えるようにして
代わりにオメガ3の量を増やして下さい。

食べ物で言えば、
魚を食べることです。

ちなみに、オリーブオイルは
オメガ9という属性になります。

オメガ9は炎症を関与しないので
調理量の油はオメガ9を使うと
バランスが良いと思います。

✅糖質

糖質は適量であれば
エネルギー源となります。

しかし、過度に摂取すると
糖化を引き起こします。

糖化=老化と言われており
見た目が老けて見られます。

また、糖質を摂ることで
細胞や内蔵にダメージが与えられ
アトピーなどの病気を悪化させます。

糖質というのは砂糖はもちろんですが
炭水化物である米や小麦、イモ類にも
たくさん含まれています。

ジュースや果物も糖質は多いので
油断すると直ぐに摂り過ぎてしまいます。

もちろん、糖質の摂り過ぎは
カロリーオーバーとなってしまい
肥満体型を促します。

普段の食事で気をつけることは
主食の量を減らすようにしたり

ジュースやお菓子を
なるべく控えることです。

これだけで相当な糖質を
抑えることが可能です。

✅ビタミン

続いてはビタミンです。

ビタミンの種類は複数ありますが
基本的に全てにおいて
現代人は不足状態です。

ビタミンの必要量は個体差があるので
普段の食事で十分の人もいますが

足りていないという方の場合は
何らかの病気を発症している
可能性が高いです。

例えば、

ビタミンAが不足すると
胃がんなどになりやすく
ビタミンCが不足すると
白内障などになりやすいです。

アトピーの人の場合であれば
ビタミンA、C、Eに加えて
タンパク質などが不足しています。

ビタミンが不足してしまう理由は
食べ物に含まれている栄養素が
年々、減少し続けているせいです。

環境汚染やビニールハウス栽培で
食べ物の栄養価が激減しています。

足りない栄養素はサプリなどで
補いことで病気を食い止められます。

✅ミネラル

ビタミンと同様にミネラルも
不足しているのが現代人です。

理由はビタミンと同様で
食べ物の栄養価の減少です。

原因不明の症状は
ミネラル不足だと言われるほど
健康に重要な存在です。

アトピーの方の場合であれば

・亜鉛
・鉄

この辺りが不足しがちです。

足りない栄養素に関しては
食べ物で補おうと考えても
含まている栄養素が少ないため
あまり効果は期待できません。

ビタミン、ミネラルに関しては
サプリメントを活用しましょう。

✅タンパク質

意外かもしれませんが
現代人はタンパク質も不足気味です。

タンパク質は奥が深く
ただ摂ればいいというものではないです。

タンパク質はアミノ酸の集合体です。

人間の体は自ら作れるアミノ酸と
作れないアミノ酸があります。

自分で作れるアミノ酸は放っておいても
体内で合成できるので無視していいです。

しかし、作れないアミノ酸に関しては
必ず食事から摂らなくてはなりません。

これを必須アミノ酸と言います。

必須アミノ酸の含有量を
スコア化したものが
プロテインスコアと言います。

スコアは0〜100まであり
高得点のものほど優秀です。

肉や魚などは80〜90点あたりです。

こう聞くと、

「肉や魚を食べていればいいじゃん。」

と思うかもしれませんが
残念ながらそうではないのです。

100点でない限り
必要なアミノ酸が満たせていないので
タンパク質不足となるのです。

100点満点の食材というのは
この世界で2つしか存在しません。

それは、

卵とシジミ

です。

この2つの食材は唯一
プロテインスコアが100です。

シジミは日常で
積極的に食べるものではないので

卵を日頃から食べながら
肉や魚も摂るようにして
タンパク質は補給できます。

ただし、タンパク質の必要量は
体重×2gというのが最近の考えです。

例えば、

体重70kgの人は
一日に140gのタンパク質を
摂る必要があるということです。

卵1個で6gなので140gを
毎日摂るというのは
食事だけでは厳しいです。

なのでプロテインを活用して
不足分のタンパク質を補給しましょう。

オススメのサプリメントやプロテインは
過去記事を参考にどうぞ!

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まとめ

・少食にするべき栄養素とそうでない栄養素をしっかりと理解すること

・何でもかんでも減らせば良いというわけではない

・足りない栄養素に関しては、少食ではなく、むしろ積極的に食べること

・ビタミン、ミネラル、タンパク質はサプリメントを活用すること

 

 

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