トシです、
甘酒は好きですか？
飲む点滴と呼ばれている甘酒。
体に良い飲み物であり
とても甘くて美味しいです。
この飲み物は
なぜ健康に良いのでしょうか？
また、
アトピー治療の関係性について
詳しく解説していきます。
★この記事で知れること
✅甘酒の起源は日本書紀に記されていた！？
✅世間で言われている甘酒の効能は嘘だった！？
✅アトピー治療における甘酒のあるデメリットとは？
甘酒の歴史
甘酒の歴史はかなり古く
古墳時代にまでさかのぼります。
日本書紀の中で、
『天甜酒（あまのたむざけ）』
という飲み物に関する記述があり、
これが甘酒の起源だと言われています。
平安時代になると貴族たちの間で
冷やした甘酒を飲むことが好まれました。
その後、一般にも売られるようになり
江戸時代には甘酒売りが登場し、
庶民にも親しまれるようになったのです。
2種類の甘酒
甘酒には2つ種類があります。
1つは白米に米麹をまぜて
発酵させる麹甘酒。
もう1つは酒粕を
お湯で溶かした酒粕甘酒です。
一般的な健康に良いとされているのは
米麹で発酵させた麹甘酒です。
甘酒の健康効果は本当なのか？
一般的に言われている甘酒の健康効果は
・疲労回復効果
・老化を遅らせる
・美肌効果
などがあります。
僕はこの効果は信じていません。
なぜなら、
これらの効果は甘酒に含まれている
ビタミンB群によるものと
されているからです。
ビタミンB群には確かに
肌を健康にしたり、
疲労回復効果が期待できます。
しかし、甘酒の原料を見てみると
白米と米麹と記載されています。
白米というのは玄米から
皮を剥ぎ取ったものです。
実は米の栄養分というのは
外側の皮や胚芽と
呼ばれる部分に集中しています。
それを剥ぎ取った白米には
ほとんど栄養が残っていません。
玄米にはビタミンB群が含まれていますが
白米になると、ごく少量しかありません。
確かに米麹を加えることで
白米に無かった栄養素が生み出されますが
それを考えても大した
栄養量は摂れないです。
ビタミンB群を摂るのであれば
レバーなどを食べたほうが
よっぽど健康効果が高いです。
唯一、効果として期待できるのは
老化を遅らせることくらいです。
甘酒を作る際に使われる米麹は
抗酸化作用がある物質です。
酸化＝老化なので抗酸化物質により
体の酸化スピードが遅れることで
老化しにくくなると言えます。
甘酒のデメリット
甘酒は甘くて美味しいため
ついつい飲みすぎてしまいます。
甘酒の甘さは米に含まれている
糖分によるものです。
当然、飲みすぎれば
糖の過剰摂取による悪影響が起こります。
糖の悪影響として問題なのが
細胞を攻撃してしまう糖ストレスです。
糖分は適切な量であれば
エネルギー源へと変換されて
体に活力を与えてくれます。
しかし、余分な糖分というのは
体にストレスを与えてしまい
細胞や内臓を弱らせます。
すると、病気になりやすくなったり
持病を悪化させることになります。
アトピーに有効な治療法の1つに
糖質制限という方法があります。
現代人は基本的に糖質過多なので
摂りすぎた糖分を減らすことで
弱った内蔵や細胞が修復され
炎症がおさまることが多いです。
甘酒の適量は1日200mlです。
それ以上は糖質の関係上、
飲み過ぎになる可能性があるため
控えるようにしましょう。
アトピー治療と甘酒
甘酒の効能の秘密は米麹によって
生み出されたビタミンB群によるものです。
しかし、
その栄養素量は決して
多いとは言えません。
人間には個体差があるため
微量のビタミンB群で
十分な効果を発揮する人もいます。
逆に甘酒のビタミンB群では
全く効果が出ない人もいます。
そう考えると、
ビタミンB群を摂取するのであれば
甘酒よりも栄養豊富な食べ物を
選んだほうが効果が出やすいです。
ビタミンB群が豊富な食べ物は
豚肉、うなぎ、レバーなどです。
こうした食べ物を口にするほうが
甘酒を飲むよりも肌の健康や
疲労回復に役立ちます。
さらに言えば、サプリメントを買えば
ビタミンB群をより多く補給できます。
アトピー治療にはビタミンB群以外にも
いくつかの栄養素が必要となります。
食事のみで補うのは非常に大変なので
サプリメントを活用しましょう。
まとめ
・甘酒の健康効果はビタミンB群によるところが大きい
・ビタミンB群は甘酒よりも豚肉やレバー、うなぎに豊富に含まれている
・アトピー治療のために甘酒を飲むなら、ビタミンBサプリを飲んだほうが効果的
「参考になった！」という方は
こちら↓をクリックして下さい。
コメント