精神面(ストレス)から考えるアトピーと副腎皮質ホルモンの関係性とは?

アトピー完治させる方法
精神面(ストレス)から考えるアトピーと副腎皮質ホルモンの関係性とは?

トシです、

アトピーは精神的な病なのでしょうか?

よくアトピーの人は精神的に弱いとか
ストレスを感じやすいなどと言います。

実はここには、ある理由があるのです。

今回はなぜ、アトピーの人が
精神的に弱いと言われているのか。
どうすればストレスに強くなれるのか。

この辺りにについて
詳しく解説していきます。

★この記事で知れること

✅精神面から考える体とストレスの関係性とは!?
✅副腎が体内に2つある理由
✅ステロイドホルモンを薬に頼らず分泌する方法を公開!

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アトピーは精神病?

今のところ、アトピーの原因は諸説あり
どれが本当に正しいのかは不明です。

複数あるアトピーの原因の中で
精神的な部分が関与している
という意見もあります。

アトピーの人は傾向として
精神的に弱い場合が多く
ストレスを感じやすいため
それがアトピーに繋がっている。

そんな主張です。

これは本当なのでしょうか?

確かにアトピーの人は
精神的に弱いというか
神経質というか
完璧主義というか、

細かい部分を気にする傾向はあります。

ですが、

全員がそういうわけではありませんし
神経質な人でもアトピーではない人は
いくらでもいることでしょう。

なので、この考え方は
デタラメな可能性が非常に高いです。

ただし、

ストレス耐性という部分に関しては
アトピー完治の1つのカギとなる。

そう感じています。

ストレス耐性の仕組み

そもそも人間の体はどのようにして
ストレスから身を守っているのか?

その答えは副腎にあります。

副腎は小さな三角形の臓器で
2つ存在しています。

大きさは餃子くらいで
非常に小さい臓器です。

背骨のすぐ横に位置しており
体の奥深く肋骨や周囲臓器に
守られています。

人の体というのは精神的、肉体的に
何らかのストレスを感じると

・血圧が上昇する
・疲労感が増す
・イライラする
・胃モタレになる
・やる気が起こらない
・痒みを起こす

などの症状が出ます。

こうしたストレスから体を守り
肉体的に精神的にも正常にするのが
副腎の役割の1つなのです。

副腎はコルチゾールと呼ばれる
特別なホルモンを分泌します。

このホルモンは消炎ホルモンと言われ
ストレスの圧力から精神、肉体を守り
健全な状態を維持する重要な存在です。

万が一、このホルモンが
十分に分泌されなければ

日常で起こるちょっとしたストレスでも
敏感に反応してしまうこととなり
日常生活がおくれない状態になります。

副腎という臓器はストレスに対抗できる
唯一無二の存在ということです。

だからこそ体内に2つも
付いていると考えられます。

人間の体は非常に合理的なので
2つあることにも必ず意味があります。

副腎の大きさは餃子ほどしかないですが
体の奥深くで他の臓器に守られています。

このことからも副腎が非常に
大切な存在であることが分かります。

アトピーと副腎の関係性

ここまでの内容で副腎が
ストレスに対抗する大切な存在だと
お分かりいただけたと思います。

実はアトピー治療で使われている
ステロイド薬は副腎から分泌されている
ホルモンを人工的に加工したものです。

要するに、

副腎から分泌するホルモンを
わざわざ薬として使っているのです。

ステロイドを使用すると
炎症が急激に良くなります。

その威力の高さに
驚いたことがあると思います。

薬を使わなくても

副腎さえ正常に機能すれば
同じレベルの効果を得られるのです。

アトピーが悪化する原因というのは
ダニやホコリなどの物質的な要因で
痒みが起こるパターンもありますが、

精神的にストレスを感じた際に
掻き壊してしまうこともあります。

ということは、

ストレスへの抵抗力を高めれば
精神的な部分での痒みは無くなる。

ということを意味します。

「そんなことしなくても
ステロイドを使っていればいいのでは?」

と思うかもしれませんが、

ステロイドを使い続けてしまうと
薬から与えられるホルモンに依存し
副腎からホルモンが
分泌されにくくなります。

その状態で薬の使用を止めると
ストレスに抵抗できなくなり

ちょっとしたストレスで
アトピーが悪化してしまうのです。

アトピーの人がステロイドを止める
脱ステという方法があるのですが
ほぼ間違いなくアトピーが悪化します。

その理由は副腎ホルモンが不足し
ストレスへの抵抗力が低下したせいです。

アトピー完治を目指すなら副腎から
十分な量のホルモンが分泌される状態に
していかなくてはなりません。

副腎ホルモンを分泌させる方法

それでは、具体的にどうすれば
副腎ホルモンを分泌できるのか?

副腎ホルモンというのは正式には
コルチゾールと呼ばれています。

コルチゾールは体内でいきなり
作られるわけではありません。

いくつかのホルモンが変化して
コルチゾールとなるのです。

その出発点はコレステロールです。

意外かもしれませんが
コレステロールが不足すると
コルチゾールは作れません。

そこから、

コレステロール➔プレグネノロン➔プロゲステロン➔ヒドロキシプロゲステロン➔コルチゾール

という順序でコルチゾールは作られます。

この工程の中で、
2つのビタミンが
大量に必要となります。

それは、

ビタミンCとビタミンEです。

ビタミンEはプレグネノロンが
プロゲステロンへと変化する際に
必要となります。

ビタミンCは
ヒドロキシプロゲステロンが
コルチゾールに変化する際に必要です。

そして、ビタミンが活動するには
十分な量のタンパク質が必要です。

要するに、

コルチゾールを作るためには

タンパク質+コレステロール+ビタミンC+ビタミンE

が必要ということです。

 

「何年も経過するのに
アトピーが治りません…」

という話しをよく聞きますが
それは当たり前のことです。

コルチゾールの材料が足りていないので
ホルモンが作れないからです。

日頃から体に材料を与えて
1年ほどは継続していくことによって
薬に頼らなくても副腎の力のみで
ホルモンが出せる体になれます。

アトピーの人がストレスに弱いのは
単純に副腎ホルモンが分泌量が少なく
ちょっとした負荷で痒みが起こるのが
根本的な原因だと言えます。

まとめ

・ストレス耐性は副腎がカギを握っている

・ステロイドを使い続けると、副腎が機能しなくなる

・副腎を活発にさせるには、必要な栄誉素を与え続けるだけでOK

 

 

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