【75%が自然消化】学校では教えてくれない正しい消化プロセスとは!?

【75%が自然消化】学校では教えてくれない正しい消化プロセスとは!? 酵素(エンザイム)

トシです。

正しい消化プロセスを知っていますか?

消化と聞くと「胃酸で食べ物を溶かす」というイメージが強いでしょう。

ところが酵素の視点から見ると消化とは胃酸で溶かすことがメインではないことが分かります。正しい消化のプロセスを知ることで、体にとって何が健康的で何が不健康なのかが理解できます。

今回は正しい消化プロセスと現代人が陥っている深刻な状況、野生動物が本能的に行う健康習慣、なぜ酵素サプリは植物性にするべきなのか?という点について解説していきます。

全てアトピー改善に必要不可欠な情報なので最後まで目を通して貰えればと思います。

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【75%が自然消化】学校では教えてくれない正しい消化プロセスとは!?

【75%が自然消化】学校では教えてくれない正しい消化プロセスとは!?

食べ物が消化されると聞いて、どのようなイメージをするでしょうか?

おそらく99%の人は、

「咀嚼された食べ物が胃に移動して強力な胃酸でジュッと溶かされる」

という印象を持っていることでしょう。

実は本来あるべき消化プロセスは僕たちの想像とは異なります。

自然界にある生の食材を口にすると、体内では食べ物に含まれている酵素が働き自然消化されます。

酵素によって消化が行われるので胃酸は分泌しません。胃は自然消化を促進するためにグルグルと消化中の食べ物をこねくり回します。こうした作業を1時間ほど行います。

この工程で既に75%は食べ物が消化されています。

その後に未消化物があれば胃酸が必要な量だけチョロっと分泌されるのです。次にほとんど消化された食べ物は十二指腸へと運ばれます。その際に消化できていない食べ物がある場合は、膵臓から必要量の消化酵素が分泌され完全な消化を行います。

このように本来の消化プロセスでは自然消化が8割近くを占めていて胃酸はほとんど必要とされません。膵臓に関してはほとんど負担がかからないので、体の治癒や病原菌の駆除などの代謝に酵素を使うことができます。

ところが、現代人の食事には酵素がありません。

それに加えて十分に咀嚼をしないので、カタマリのままドスンッと胃に落ちます。

胃も「なんだこれは!」と驚き必要以上に胃酸を出し溶かそうとします。それでもほとんど消化できないまま小腸へと送られます。

小腸に到着したほぼ消化されていない食べ物を膵臓が目撃し、頭を抱えながら全身の酵素をかき集めて消化酵素を分泌します。それでも完全には消化できず腸には未消化物がゴロっと送られます。

そうした異物が体内に吸収されアレルギーの原因になったり、腸内で腐敗することで悪玉菌が増加し、免疫力が低下することで感染症や病原菌に侵されてしまいます。

消化のために胃、膵臓、腸がヘトヘトになるため、体を健康にするための代謝(栄養の吸収、排毒、血液循環、傷口の修復)が疎かになり様々な異変が体に現れます。

地球上で人間だけが自ら加工した食べ物を口にしています。

人間以外は自然の食べ物を食べ、本来の消化プロセスで食べ物を自然消化しています。彼らは人間が苦しんでいるような現代病にはならず健康に生きています。正しい消化は健康の土台です。消化が出来ないと全てが崩れます。まずは消化です。

森のリスは酵素を熟知している

酵素 リス 貯食行動

野生動物と酵素がどれだけ密接に関係しているのか、森に住むリスの事例を見ていきましょう。

あなたは頬が大きく膨れ上がったリスを見たことがありますか?

頬の中には木の実が大量に詰め込まれているわけですが、この行動を見てどう感じるでしょうか?「食いしん坊なのかな?」と思いますか?実はこれ酵素が絡んでいます。

生物学的に言えばリスのこうした行動は『貯食行動』と呼ばれています。

貯食行動(英語:Hoarding、caching)とは、動物行動学において動物が餌を隠すなどを行い貯蔵する行動である。

リスは木の実を口にくわえたまま、鼻をつちに差し込むように、両手で落ち葉をかきわけ、土をかきわけ深さ3-4cmほど掘ります。そこに木の実を落とし込み土を両手でかきよせ、落ち葉を乗せて、上でペタペタとおさえます。

どうしてリスは木の実をすぐに食べないのでしょうか?それは酵素抑制物質が木の実にあるからです。

酵素抑制物質とは種子が発芽するために必要な成分です。具体的な食べ物で言うと玄米や大豆、小豆は生のままだと酵素抑制物質が残っています。

名前の通りこの成分があると食べ物内の酵素が抑制されてしまうので、消化するためには体内の消化酵素を消費するしかなく非常に体の負担となります。

とはいえ発芽さえしてしまえば酵素たっぷりの健康フードに変身してくれます。

リスは本能的にこうしたことを知っているのか、穴に木の実を埋め込み発芽したタイミングで食べるようにしています。

ちなみに埋めた木の実の60%はどこに埋めたのか分からなくなり放置されるという研究結果が報告されています。

放置された木の実はすくすくと成長し大樹となります。木の実からすればリスによって遠くに運ばれることで生息域を広げることができるわけですね。

リスによって4割ほどは食べられてしまうけれど、6割は生き残れる。このように自然界には素晴らしい調和が沢山あります。

「人間は地球のがん細胞」と言われたりしますが、自然界は相互に調和しているのに、人間だけが自分のエゴのまま生きている側面が大きいように思います。

その反動が人々の健康被害として現れているのではないでしょうか?人間のほうが知能的に優れている。動物は下等生物。そのような感覚に陥りがちですが、野生動物のほうが賢い側面もあります。

彼らを見習い本来あるべき行動をすることで体の不調は改善されます。

加熱調理をしながら酵素を補う方法

生きた酵素を食べ物から取り入れることで、体内の酵素を無駄遣いを防げます。その結果、体内酵素を消化ではなく病気を治すことに使うことができます。

ここで問題になるのが『人間は加熱調理をする』ということです。

酵素は熱に非常に弱いため加熱調理をした瞬間に死滅します。理想はエスキモーのように生魚や生肉を食べることですが現実的ではありません。

たっぷりのタルタルソースが乗せられたエビフライや肉汁たっぷりのハンバーグを食べながら健康でいたい。そう思いませんか?

この加熱と酵素の問題を解決する方法が一つだけあります。それが酵素サプリ。

食前に酵素サプリを飲み込むことで、サプリによる消化準備が整います。その後に加熱調理を口にすることで生食を食べた時と近い形で消化が行えます。ポイントはサプリを「カリッと」噛んで飲み込んで下さい。こうすることでカプセル内の酵素が最短で食べ物の消化作業に入れます。

植物性酵素と動物性酵素

酵素サプリには植物性と動物性の2種類があります。

「どちらが効果的なのですか?」と言いますと断然、植物性です。

植物性酵素は全ての消化プロセスで働くだけでなく、免疫システムのサポートも行うため総合的に健康体の手助けをしてくれます。

一方、動物性酵素はアルカリ性の環境でしか働きません。つまり小腸に食べ物が送られたタイミングでしか機能しません。

これでは胃で体内酵素を消費することになるので無意味です。動物性酵素の代表的なものにパンクレアチンがあります。これは牛や豚の膵臓から抽出された物です。

酵素サプリを選ぶ際にパンクレアチンという記載があるものは動物性なので避けてください。僕が愛飲しているダイジェストゴールドは植物性なので安心できます。

タンパク質分解酵素はアトピーを悪化させる

酵素療法では食前に飲む場合と空腹時に飲む場合があります。

食前に飲む場合は、これから胃に入ってくる食べ物の消化をスムーズに行うことが目的です。

一方で空腹時の摂取は体内のゴミ掃除が目的です。

僕たちの体内には未消化のタンパク質のカスなどが血管内をウヨウヨしていたり、カビがタンパク質の膜を張って生き延びています。

こうした不要な物を処理するために、タンパク質を分解する酵素サプリを飲みます。

空腹時に飲むことで食べ物に消化に使われることなく、全身の血管内へと運ぶことが可能となります。

ただ、アトピーを改善する場合、はじめは食前の摂取のみにしてください。何故なら肌が荒れるからです。

長期間アトピーを発症している状態だと、どうしても細胞が不健康になります。その状態で酵素サプリを摂取すると拒否反応が起こり、アトピーが悪化する可能性が非常に高いです。

僕のケースですと両目のまぶたが切れたり、額が赤くなってしまいました。なるべく肌が荒れないままアトピーを改善する方が仕事や日常生活で支障がないと思います。

なので、まずは食前の酵素サプリからスタートして下さい。

消化がスムーズに行えると体は細胞を新しくすることに専念できます。細胞の入れ替わりが終わってから体内のゴミ掃除をサポートするためにタンパク質分解酵素を少しずつ取り入れていきましょう。はじめの3ヶ月は食前の酵素サプリのみで問題ありません。

まとめ

地球上の生物で人間だけが不自然な行為をしています。そのしっぺ返しとして病気に苦しみ悩んでいます。

野生動物は知能は高くないかもしれませんが、自然の摂理に従い生きています。これだけ文明が発展した現代で太古のような食生活は不可能でしょう。

ですが酵素サプリを活用することで体への負担が最小限に抑えられます。体は常に健康になるために活動しています。

僕たちが出来ることは体の活動を邪魔せずサポートするのみです。

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