トシです、
胃腸で処理できなかった食べ物は全て肌からデトックスされます。
「どうしてアトピーが出てしまうんだ」と思った経験はありませんか?
僕は良くあります。
例えば、5年ぶりくらいに会う約束をしていた友人と次に日に会う約束をしていたのに、当日になってアトピーが酷くなり約束を守れなかった時です。
「どうしてこんな体なのだろう」と思い両親を恨んだことは一度や二度ではありません。
今回は食とアトピーの関係性や体がどのようにして健康を維持しようと働いているのか解説します。
アトピーが起こる仕組みを知ることで、どうすれば肌を健康に保てるのかが理解できます。
もうアトピーに悩まないためにも、今回の内容はぜひ最後までチェックしてください。
目次
アトピーで肌が荒れてしまう【最大の原因】と3つの解決法を公開!
アトピーの原因は様々あります。
ただ、これまでの経験から言えることは、アトピーが出る理由の80%は胃腸で処理できなかった食べ物が原因であると確信しています。
逆に言えば、胃腸で食べ物がしっかりと消化される状態であれば、肌が荒れることはないということです。
「どうして肌と胃腸が関係あるの?」と思うかもしれません。
それを理解するためには、肌の役割を理解すると分かりやすいです。
肌は排泄器官
人の体はゴミが出れば外に出して清潔に保つ性質があります。
ゴミ出しの役割を担当している器官を排泄器官と表現しますが、実は肌は排泄器官の一つです。
一般的には排泄器官と聞くと、腸や膀胱をイメージするかと思います。
けれど、肌は汗や垢など体にとって不要な物を毛穴から外に出しているので、排泄器官にカテゴリー分けされます。
そのため、もし他の排泄器官でも処理できない場合は肌からゴミを出す行動を取ります。
それがニキビであったり、炎症というわけ。
なので、胃腸と肌というのは密接に繋がっていることです。肌の状態を見れば胃腸の状態もおおむね分かりますから。
アトピーは肌から出たゴミ
そう考えると、肌が荒れる症状であるアトピーという病気は、肌がゴミを出していることになります。
もし胃腸だけで処理できるゴミの量であれば、わざわざ肌から出す必要性はありません。肌から出ているということは、胃腸の処理能力が追いついていないことを意味しています。
体は言葉を話せないので、コミュニケーションは取れません。
もしも同じ僕たちと同じ言葉を話すことができたら、「た、頼むから一旦食べることをストップしてくれ!」と訴えてくるかもしれません。
もちろん、一回や二回、胃腸の処理能力を上回ったとしても病気になるほどの状態になりません。けれどこれが慢性的に続いてしまうと、体はアトピーという形で余分なゴミを外に出します。
病気=延命措置
そもそも、なぜ人は病気になるのでしょうか?
「病気なんてなくなればいいのに」と思ったことはありませんか?僕は何度もあります。
「病気がなくなれば、好きだけ食べていいし、ツライこともないのにな〜」なんて思っていました。
ですが、実際はそうはなりません。
もしも病気がなくなった場合、即死することになります。
例えば、誰もがかかったことのあるであろう風邪。
風邪になると高熱が出て身動きが取れなくなります。もしも風邪の症状がなくなったとしたらどうなるでしょうか?
体内に侵入した風邪ウイルスは、どんどん繁殖して簡単に人は命を落とすことになります。
なぜか?実は風邪の時に出る高熱という症状は、ウイルスを熱で殺すための体の防御反応だからです。
それだけではありません。
体がダルくなるのは、食べ物を口にしないようにして、エネルギーを消化ではなくウイルス駆除に使えるようにしているのです。
こうした防御反応こそが、僕たちが無くなればいいのになと渇望している「病気の正体」なのです。
そう考えると、病気があるから命が保たれているし、非常に大切なプロセスだと分かります。
現代人は消化の負担が大きい物を食べ過ぎている
この記事を読んでいるあなたは、おそらく日本に住んでいると思います。
日本はとても恵まれた国なので食べ物が豊富にあります。餓死しようとしても相当難しいでしょう。
そんな恵まれた国だからこそ、一つ大きな問題があります。
それは「ついつい食べ過ぎてしまう」ということです。食べることは本能なので、豊富に食べ物があれば誰だって本能の赴くままに喰らいます。
アトピーの人というのは、もともと肌に出やすい体質です。
恵まれた社会だからこそ、他の人よりも食事量に気をつけないと肌が荒れやすい環境なのです。
特に動物性タンパク質が豊富な食べ物は消化の負担が大きいことで知られています。
- 肉
- 卵
- 乳製品
このあたりは、現代人が好んで食べている代表的な食べ物であるのと同時に、胃腸への負担が大きい食べ物でもあります。
特に日本人は、こうした食べ物を口にせず、野菜中心の食事にたまに魚を食べるという生活を長く続けてきた民族です。
そのため、他の国の人に比べて肉や卵を処理する力が弱く、積極的にとってしまうと病気として出やすい体質です。
アトピーが出ている人であれば、肌から出していることですし、鼻炎持ちの方であれば、鼻から出しているということになります。
それぞれの症状の違いは体質などによって異なりますが、根本は同じです。
胃腸が処理できなった部分が、他の部位から出しているということです。
具体的なアトピー肌をきれいにする3ステップ
それでは、ここまでの内容を踏まえて、どうすればアトピーを克服して日常生活を当たり前のように過ごせるようにできるのでしょうか?
答えはシンプル。たった3つのことを意識するだけです。
その3つとは、
- 動物性タンパク質を減らすこと
- 一度の食事で食べ過ぎないこと
- お腹が空いていないなら食べない勇気を持つこと
この3つです。
動物性タンパク質を減らすこと
動物性タンパク質を消化に時間がかかります。それに加えて腸内で腐敗しやいです。
腐敗した食べ物から出た毒素は腸から血液へと流れていくので、血液が汚染されます。
汚れた血液をきれいにするために、体は肌から毒素を出すというパターンが多い。
「タンパク質を減らして大丈夫なの?」と思うかもしれませんが、昔から日本人は大豆や野菜から摂れるタンパク質で丈夫な体を培ってきました。
なので、ボディービルダーであるなどの特別な理由がない限り、野菜中心の生活でたまに動物性タンパク質を食べるくらいで何も健康上、問題はありません。
一度の食事で食べ過ぎないこと
どんなに健康に良い食べ物であっても、消化しきれなければ毒となります。
人が満腹感を感じる仕組みの一つに脳にある満腹中枢という部分が反応することで、食事を終わらせるというものがあります。
満腹中枢は血糖値が上がったかどうかで満腹なのかどうか判断するのですが、厄介なことに食事を開始してから20分ほどの時間がないと作動しない作りになっています。
そのため、本来あれば満腹なのにも関わらず、早食いなどの影響で満腹中枢が作動しない時間帯だと、食べ続けてしまうということです。
これを防ぐためにも、ゆっくり食べて腹八分目を意識することが大切です。
お腹いっぱい食べた時点で胃腸の許容量をオーバーしていると思ってください。
お腹が空いていないなら食べない勇気を持つこと
体は必要な時に必要なサインを出します。
例えば、水分が必要なときは喉が乾くし、睡眠が必要な時は眠たくなります。
食欲も同じです。体が栄養を必要としたときは、グゥ〜っとお腹がなるようにできています。そのタイミングは胃腸の中も食べ物も消化が済まされていて、次の食べ物を迎え入れる準備が整っています。
こうしたタイミングで腹八分目の食事をすると、体に害がない形で栄養を得ることができます。
逆に言えば、お腹が空いてもいないのに「時間だから」「なんとなく口寂しいから」と言った理由で食べ物を食べてしまうと、それは栄養ではなくアトピーの元となって跳ね返ってくるということです。
まとめ
アトピーを治してきれいな肌で日常生活を笑顔で過ごすためには、本日お伝えした内容はとても大切です。
どれもお金がかかるわけではありませんし、誰にだって今日から実践できます。
- 動物性タンパク質を減らすこと
- 一度の食事で食べ過ぎないこと
- お腹が空いていないなら食べない勇気を持つこと
この3つの一つだけでもいいので、まずは行動して習慣化させていきましょう。
行動を30日間継続すると、習慣になると言われています。
3つを同時にやろうと思っても挫折しやすいので、まずは動物性タンパク質を減らすことを30日間継続するのはいかがでしょうか?
そうやって毎月、アトピーを治すための良い習慣を身につければ3ヶ月で肌の状態はかなり改善できます。
未来の自分の姿を想像しワクワク感を持ちながら取り組んでいきましょう。
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