アトピー持ちが見直すべき「急いで食べる習慣」の悪影響とは!?

アトピー持ちが見直すべき「急いで食べる習慣」の悪影響とは!? アトピー 少食

トシです。

食事は早く済ませよう。と思っていませんか?

現代人は忙しい。なるべく早く食事を終わらせた方がいい。そんな風潮があります。

僕自身「早く食べ終わった方が自由時間が長くなるから特だよね。」という感覚です。

ですが、このなるべく早く食べるという習慣はアトピーを治療する上でマイナスに働く習慣です。

今回は食事スピードを意識するだけで、なぜアトピーが改善するのか。日常生活でどうすればゆっくりと食事を楽しむことが可能なのか解説します。

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アトピー持ちが見直すべき「急いで食べる習慣」の悪影響とは!?

アトピー持ちが見直すべき「急いで食べる習慣」の悪影響とは!?

アトピーの原因は多岐に渡ります。

なので人によってアプローチは異なってきますが、共通して改善すべき項目は存在します。

それは食事。特に食事量

アトピーの症状がある方は傾向として、大食いの場合が多いです。

たくさん食べることで胃腸への負担が増し、それが肌に現れるという理屈。

どうして暴食をしてしまうのかは人によって異なります。

仕事や人間関係のストレス発散。砂糖依存によるもの。長年の習慣などなど。

いろいろな原因があります。

このあたりは自分に当てはめて原因を取り除けるように工夫する必要があるとは思いますが、一つだけ実践してもらいたい習慣があります。

それは「ゆっくり食べる習慣」です。

僕たちは小学生の頃から食事は早く食べるべきだと教わってきました。

クラスに一人はいつまで経ってもご飯が食べ終わらずに教室の隅でポツンと泣きながら食べていた子が居ませんでしたか?

家でも両親から「早く食べ終わりなさい!」と怒られた経験がある人も多いはず。

こうした文化は昔からありました。

ただ、昔の日本は動物性タンパク質や食事量も少なく、野菜が主でした。

こうした食事内容であれば、早く食べたとしても胃腸がしっかりと消化できます。

ですが、現代のように消化の負担になりやすい動物性タンパク質や加工食品が多い環境だと、どうしても消化に時間がかかります。

この状態で早く食べてしまうと、胃腸への負担がますます増加します。

この悪循環を止める方法が「ゆっくり食べる習慣」です。

脳は20分で満腹になる

脳は20分で満腹になる アトピー

少しだけ人間が満腹を感じるメカニズムについて話します。

一般的にお腹がいっぱいになるというと、胃袋がパンパンになるイメージがあるかと思います。もちろん、物理的に胃袋が満たされると体は満腹と感じます。

ですが、脳による満腹を感じるメカニズムが存在することが科学的に明らかになりました。

脳には満腹中枢という器官があります。このスイッチがonになると、人は満腹感を感じ食事を終らせます。

なので、この満腹中枢のスイッチをコントロールできれば、食べ過ぎを防ぐことが簡単にできてしまいます。

食べ過ぎを防ぐことができれば、胃腸の負担が減り肌はキレイになります。

では、どうすればスイッチをカチッとonにできるのか?

答えは時間です。

実は食事を開始してから20分ほど経つと、満腹中枢が「そろそろいいかな」と判断してスイッチをonにします。

つまりダラダラと20分以上食べることが食べ過ぎ防止には大事なのです。

早食いがいかに危険行為か

20分以上の食事が満腹感のカギだとわかると、逆に早食いの怖さも理解できます。

どういうことかというと、20分に以内であればどれだけ食べても満腹感は感じない。ということです。

食べ物を早く食べてしまうと、なんとなく満たされない感じがして、追加で食べてしまいます。その結果、必要以上に胃袋に食べ物が送られてしまい、アトピーを悪化させます。

もし同じ量を食べるにしても、ゆっくり食べていれば満腹感を感じられます。

お腹がパンパンになっていないけれど、もういいかな。と感じられ自然に食事を終えることができます。

どうすればダラダラ食いができるのか

どうすればダラダラ食いができるのか アトピー

ここまでの内容を踏まえると、要するにダラダラ食いをしましょう。という一言に尽きます。

「ダラダラ食べるなんて抵抗があります」と感じるかもしれません。それは幼少期から早く食べなさい!と教育をされてきたので当然です。

ですが、ゆっくり食べるということは食事を味わうことでもあります。

当たり前のように毎日食べていますが、当たり前のことではありません。

ゆっくりと食事をすることで、食べられることに感謝できる良い機会なのではないでしょうか?

では、実際問題、日常生活でどうすれば食事をゆっくり食べられるのでしょうか?

ポイント4つあります。

  • 時間
  • 噛む回数
  • 一度に食べる量
  • お皿を小さくする

時間

会社員の場合、昼休憩が1時間あります。

この時間の半分近くは食事をゆっくり食べるように意識しましょう。

一人で食べる場合にしろ、複数人で食べる場合にしろ食べるスピードは意識してください。

「早く食べて自由時間を長くしたい」と思うかもしれません。

ですが、これでアトピーが改善されるのであれば、アトピーについて悩む時間が減るので結果的にかなり時間が浮きます。

また、食事の時間そのものがリラックスタイムだと考えると、急いで食べる必要はありません。

噛む回数

一口ごとに20〜30回ほど噛むように心がけると食べ物もかなり液状化されます。

「そんなこと言われなくても分かっているわ!」と思うかもしれませんが、改めて意識するとアトピーの症状が改善するので、噛む回数にも目を向けてみてください。

一度に食べる量

よくあるのが、かきこんで食べるパターン。

これだと一口の量が多くなってしまい、よく噛めないまま胃へ食べ物が送られてしまいます。

しっかりと消化するためにも、一度に口に入れる量を意識しましょう。先端の細い箸で食べるだけでも食事量はコントロールできるので、試してみてください。

お皿を小さくする

これは視覚的なトリックですが、食べる量が同じでも大きなお皿と小さなお皿では、小さい方が満足感が高まることが分かっています。

これは食品業界だとかなり使われているテクニックです。例えば弁当の底を盛り上げたような容器にご飯を詰め込んで、見た目を大容量に見せるなどです。

やられるとムカつきますが、このテクニック自体は満足感を与えるのに有効な方法です。

まとめ

食事をゆっくり楽しむことは胃腸の健康だけでなくアトピーにも効果的です。

この方法は食事瞑想と言って他の疾患患者にも有効だとされている治療法でもあります。

ぜひ、今までの価値観を一度取っ払い、ゆっくりダラダラと食事を楽しんでください。

 

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