大阪大学院が解明した痒みと温もりに関係している『アーテミン』とは?

アトピーと蒸れについて

トシです、

アトピーの天敵は『蒸れ』です。

大阪大学院が解明したアトピーの痒みと蒸れに関係している『アーテミン』とは?

今回は日常生活の中でアトピーの方が
気をつけていくべきことについて
詳しく解説していきます。

人によってはこの要素に注意するだけで
アトピーが嘘のように改善していき
真っ白な素肌になることも可能です。

痒みから開放され、毎日ぐっすり眠り
仕事をパワフルにこなしつつも
家族と幸せな時間を過ごすためにも
今回の内容を参考にしてみてください。

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蒸れると痒くなるメカニズム


アトピーの方の多くは
体が温まるような状況の際に
強い痒みを感じます。

例えば、

入浴中の痒みや布団の中での痒みです。

なぜ、温まるもしくは蒸れると
強い痒みを感じてしまうのか?

この答えはしばらく間ナゾでした。

ただ、大阪大学大学院医学系研究科
情報統合医学講座(皮膚科学)
室田浩之講師らの研究グループにより
遂にそのメカニズムが解明されました。

参照元:http://www.osaka-u.ac.jp/ja/news/ResearchRelease/2012/07/20120712_1

研究結果によると、

皮膚が温まると、サブスタンスP
と呼ばれる細胞が反応し、

『アーテミン』

という細胞が活性化する
ということが判明しました。

そして、このアーテミンの活性化によって
強い痒みが生じていると考えられます。

動物実験によるとアーテミンを
投与したマウスは38度の温かい場所で
一定時間過ごすと激しい痒みを伴い
皮膚を掻きむしる事が確認されています。


温度の変化に敏感になる作用があることも
動物実験から分かっています。

アーテミンを活性化させないためには?


温度変化を敏感に察知し
痒みへと繋がるアトピーの方は
まずは、温まることに注意が必要です。

例えば、

・入浴中に温まり過ぎないこと
・寝具の素材が厚くないか?
・長時間同じ姿勢でいないこと
・通気性のある服を着ること

などに注意しましょう。

温まるような要因や蒸れに繋がることは
激しい痒みとなって現れるので
普段から気をつけることが大切です。

時に寝ている時というのは
布団の中の温度が高くなり
痒みを感じることが多いです。

僕自身は室内の温度を調整し
パジャマは風通しの良いものを着て
寝るように心がけています。

掻いてしまうと湿疹が
体全体に広がるので
こういった保冷剤を皮膚に
当てることをおすすめします。

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アーテミンの個人的な考え


個人的に感じていることとして

『なぜ、アトピーの方は
アーテミンが活性化するのか?』

ということです。

実は一般の方の場合、
アーテミンは活性化しません。

アトピーなどの方にのみ
見られる症状なのです。

「生まれつきの体質なのでは?」

という意見もあると思いますが
この意見には個人的に否定しています。

なぜなら、人間が生きていくうえで
温度に敏感な状態で痒くなってしまうのは
明らかに邪魔な反応だからです。

人間も元々は自然界で生きていたので
生きるうえで邪魔な反応が体に備わる
ということは考えにくいです。

なので、個人的に感じていることは
皮膚の乾燥や服などの繊維の擦れや
食べ物からのアレルギー反応によって
昔から皮膚を掻く機会が多く、

その結果、皮膚細胞が必要以上に
敏感になっていると考えています。

逆に言えば、これまでお伝えしたように
腸内細菌を増やしていきアレルギーによる
肌の痒みを改善させていき、

外からの刺激に気をつけていけば
痒みを感じる回数が自然と減っていき
皮膚細胞が正常に戻るということです。

アトピーを改善させるためにも
まずはアレルギーと密接な繋がりのある
Tレグ細胞を増やしていくようにし、
外からの刺激に気をつける事が大切です。

「Tレグ細胞ってなに?」

という場合、こちらの記事を参考にしてみて下さい。

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