干し芋はアトピーに効果的なのか?『自然の甘さ=安全』の先入観

アトピー 食事制限
干し芋はアトピーに効果的なのか?『自然の甘さ=安全』の先入観

トシです、

干し芋が大好きでした。

昔から物が大好きだったのですが
アトピーということもあってか

なるべく白砂糖が使われていない
自然の甘さのある食べ物を
食べるようにしてきました。

なので、チョコやクッキーよりも
干し芋や干し柿といった
ジジ臭い食べ物がとても好きです。

今回はそんな干し芋大好きな僕が
アトピーの方が干し芋を
口にするのはどうなのか?

ということについてお伝えします。

★この記事で知れること

✅アトピーに干し芋はどう影響するのか公開!
✅白砂糖がアトピーに良くない2つの理由とは!?
✅自然由来の甘さであれば問題ないのか?
✅具体的な糖質カット優先順位を公開!

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干し芋がとにかく大好き

アトピーという持病があると
両親から食事内容を管理されがちです。

皆がお菓子を食べているので
自分も食べようとすると

「食べちゃダメ!」

と怒られます。

白砂糖たっぷりのお菓子は
アトピーを悪化させるので
食べてはいけないと指導されます。

ところが、自然由来の甘さに関しては
両親からの規制もユルユルでした。

バナナやリンゴ、いちごなど
甘くてジューシーな食べ物を
たくさん食べていました。

果物以外であれば、
焼き芋や干し芋、干し柿も
甘くて美味しいので大好きでした。

白砂糖がアトピーに良くない2つの理由

そもそもの疑問として
なぜ白砂糖は食べてはいけないのか?

それは糖分の塊だからです。

糖は適量であれば問題ありませんが
一線を超えると体に害を与えます。

アトピーと関係性のある害としては

・血糖値の乱高下
・糖ストレスの増加

この2点です。

✅血糖値の乱高下

人間の体は糖分の多い食べ物を食べると
血糖値が上昇します。

体は血糖値を平均値にしておきたいので
インスリンと呼ばれるホルモンを使い
血糖値を下げようと働きかけます。

ただ、白砂糖などの糖分は
『急激に』血糖値を上げるため
体もビックリしてインスリンを
必要以上に分泌しようとします。

その結果、血糖値は下がるのですが
インスリンを出しすぎたことで
正常値以下にまで血糖値を
下げてしまう場合があります。

なので、今度は血糖値を
上げないといけません。

血糖値を上げるホルモンは
コルチゾールやアドレナリンです。

このホルモンが分泌されることで
やっと正常値に戻せるのです。

「この流れとアトピーに
何の関係があるの?」

と言いますと、

副腎がかなり疲労するということです。

インスリンにせよコルチゾールにせよ
副腎という臓器から分泌されます。

アトピーに同じみのステロイドは
副腎から分泌されるコルチゾールを
石油と混ぜ合わせて
人工的に作ったものです。

つまり、ステロイドに頼らなくても
副腎からコルチゾールが分泌されれば
天然のステロイド薬になるのです。

しかも副作用は一切ありません。

ところが、血糖値を上げることに
大切なコルチゾールを消費していると
アトピーを抑制する分が足りません。

結果的に、

糖質を多く摂る→血糖値の乱高下→
コルチゾールが大量に必要になる→
コルチゾール不足→アトピー悪化

という図式が完成します。

✅糖ストレスの増加

もう一つ、糖には厄介な性質があります。

それは、タンパク質を弱らせる現象です。

これを糖ストレスと言います。

タンパク質というのは
人間そのものだと考えても
過言ではありません。

「そんな大袈裟な(笑)」

と思うかもしれません。

しかし、人間の血管も内臓も皮膚も
全てタンパク質から構成されています。

糖がタンパク質を弱らせることは
つまりは体を内側から
ボロボロにするという意味です。

アトピーとかかわり合いの深い腸も
タンパク質から作られています。

糖を摂りすぎることで腸が弱くなり
腸壁に穴が空くリーキーガット症候群
発症させる危険性があります。

当然、腸内環境も荒れます。

こうした理由から
糖質の多い白砂糖は

アトピーには良くない代物と
言われているのです。

自然由来の甘さならOKなのか?

ここで多くの方が感じる
疑問が1つあります。

それは、

「自然の甘みはどうなの?」

ということです。

糖質の多い食べ物は
血糖値を急激に上げるので
アトピーには良くありません。

自然由来の甘さだとしても
糖質が多いことには変わりないです。

「それじゃ止めたほうが良いの?」

と思うかもしれませんが
そうとは言い切れません。

自然由来の甘さがある食べ物は

・果物全般
・焼き芋
・干し芋

などです。

この中で果物はオススメしません。

果物に含まれている果糖は
吸収率がとても良いので
血糖値を急激に上げてしまいます。

なので、アトピーの場合であれば
果物はあまりおすすめしません。

それに比べて干し芋や焼き芋は
比較的に緩やかに血糖値を上げるので
安全性は高いほうだと言えます。

甘いものが食べたいな〜
でも、お菓子は控えたい。

そんな時に干し芋や焼き芋は
体への負担は少ない食べ物です。

食べ過ぎは注意

いくら血糖値の上昇が
緩やかだからと言って
食べ過ぎは注意です。

糖が入っていることは変わりないので
干し芋や焼き芋であっとしても
糖ストレスやホルモンの無駄遣いを
引き起こす危険性は十分にあります。

今の食べ物というのは
人間が食べやすいように
品種改良が施されています。

なので、全体的に甘みが強いです。

干し芋や焼き芋を食べると
その甘さに驚かされます。

それだけ糖が入っている証拠なので
たまに食べる程度なら問題ないですが
頻繁にパクパク食べるのは控えましょう。

糖質カットの優先順位

アトピーに効果的な食事法として
糖質制限があります。

これは糖質の多い食べ物を
なるべく控える食事法なのですが
アトピーにかなり有効です。

糖質の多い食べ物は

・白砂糖入りの加工食品
・米
・小麦
・芋類
・果物

です。

白砂糖を避けることは最も最優先として
次に避けて欲しいのは小麦製品です。

小麦製品は血糖値を上げやすく
アトピーの場合は控えましょう。

とはいっても小麦製品は
姿かたちを変えて日常生活に
かなり浸透しています。

ざっと考えるだけでも

・パスタ
・ピザ
・パン
・うどん
・餃子
・お好み焼き
・たこ焼き
・天ぷら
・揚げ物
・ビール
・調味料

などは小麦が使われています。

完全に避けるのは
難しいかもしれません。

しかし、少し量を減らすように
意識するだけも大分変わります。

小麦の次は果物です。

果物は先程お伝えしたように
血糖値を上げやすい性質があります。

小麦、果物が減らせたら
米も食べないほうが良いです。

日本人には難しいかもしれませんが
米は品種改良の影響もあってか
甘いものがとても多くなりました。

米を沢山食べることは
アトピーを悪化させるので
なるべく控えたいところです。

僕自身、白砂糖を避けるようにして
小麦、果物、米の順番で規制しました。

今は米を食べなくても大丈夫な状態です。

結局、人間は習慣の生き物なので
米を食べない生活を送っていれば
特に食べなくても気になりません。

逆に米に必要以上に執着がある場合は
糖による依存症の可能性が高いです。

糖には麻薬レベルの中毒性があります。

中毒から抜け出すためにも
糖質制限はオススメです。

まとめ

・糖分は大切なホルモンを無駄遣いさせ、体を弱らせアトピーを悪化させる

・自然由来の甘さであっても注意が必要。

・果物や小麦はアトピーの方は避けたほうが良い。

・イモ類に関しては食べてもいいが、食べすぎないように注意する。

 

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