アトピー完治に必須のオメガ3の知識を1記事に詰め込みました。

アトピー 油

トシです、

先日、オメガ3の摂取に関して質問が送られてきました。

ご質問ありがとうございます!

アトピー オメガ3 油

今回は全く知らない人でも「この記事を読めばオメガ3の大切さが理解できる!」という思いで記事を書きました。

結論から言ってしまえば、

オメガ3は「魚から摂る」「一日に1〜2回は魚を食べる」

この2つです。

「なんの魚がいいですか?」とか「そもそもオメガ3ってなに?」「どうしてオメガ3が必要なの?」「どうしてサプリメントじゃなくて魚から摂るの?」「オメガ3は植物性と動物性があるけど、どっちがいいの?」

などなど疑問がたくさん出てくるかと思います。

この記事ではそういった疑問を一通り解消できるように順を追ってオメガ3とアトピーの関係性について解説します。

あなたのアトピーが綺麗サッパリ消えて何にも縛られない自由な日常が訪れることを期待します。

スポンサーリンク

そもそもオメガ3ってなに?

アトピー 油 炎症

冒頭からオメガ3を連呼していますが「オメガ3ってなんなの?」という人も多いでしょう。まずは簡単にオメガ3について解説します。

人間の体に必要不可欠な必修脂肪酸

まず人間が健康を維持するためには、適量の油が必要です。
この「なくてはならない油」のことを必須脂肪酸といいます。(言葉のとおりですね。)

この必須脂肪酸は2つに分類されます。

一つがオメガ6、もう一つがオメガ3。

なので「オメガ3ってなんなの?」の回答としては、2つある必須脂肪酸のうちの1つだよ。ということになります。

さて、ここで新たな疑問が出てきます。

「オメガ6も摂ったほうがいいのでは?」と。

そのとおり。

必須脂肪酸なのでオメガ6も摂らなくてはいけません。

ですが実はオメガ6はしっかり摂っているんです。(むしろ摂りすぎのせいでアトピーが悪化している傾向にある。このあたりは後々詳しく解説します)

オメガ6が含まれている食べ物は野菜や穀物全般です。

これだけ聞くと「野菜を食べていない現代人はオメガ6不足じゃないの?」と思うかもしれません。

しかし盲点が1つあります。それは「加工食品」。

実はオメガ6という油は酸化しにくく安価で手に入るので企業がスナック菓子や菓子パンを作るときに多用しています。

試しにコンビニやスーパーに行ったときに加工食品の裏面に記載されている原材料名の欄を見てみてください。

ほとんどの加工食品に「植物油脂」というワードがあります。

この植物性植物油脂というのが要するにオメガ6。なのでオメガ6に関しては十分すぎるほど摂れているので心配無用というわけなのです。

圧倒的に不足しているのは「オメガ3」

それではオメガ6の相方であるオメガ3はどうでしょうか?

あなたの予想しているとおり圧倒的に不足しています。

オメガ3が含まれている食べ物は野菜全般、くるみ、魚となります。そう現代人に不足している食べ物ばかり。

しかもオメガ3は酸化しやすいので非常に扱いにくい。なので加工食品に使われることはほぼありません。つまり意識的に食べ物から摂らないと不足する状況なわけです。

オメガ3が不足するとどうなるの?

必須脂肪酸であるオメガ6とオメガ3は健康に維持するために大切な役割を担っています。具体的には細胞膜の材料や皮脂など材料となります。

ただし1つだけ大切なルールがあります。

それはオメガ6とオメガ3は表裏一体、2つで1つということ。どちらかが多すぎたり少なすぎると途端に体を破壊するダイナマイトになります。

具体的にはオメガ6を摂りすぎると人間の体はあらゆる部分に炎症が起きやすくなります。アトピーがその代表例。

アトピーの正式名称は「アトピー性皮膚炎」と言いますが、皮膚炎なので皮膚が炎症している状態ということになります。この炎症を促進しているのがオメガ6の摂りすぎというわけです。

そんなに油をたくさん摂っている記憶なんてないけどな。と思うかもしれません。

摂りすぎ。と聞くと毎日ギトギトこってりラーメンを食べているような印象かもしれませんが、厚生労働省によるとオメガ6の1日の摂取量目安は女性で7g~8g。男性で9g~11gとされています。

通常の食事(米や大豆など)でもオメガ6は摂れているので少し菓子パンを食べるだけで、実は簡単に許容量オーバーとなるのが現代社会の怖いところ。

特にアトピー体質の人はオメガ6の許容量が人よりも少ない傾向あると感じます。なので皆と同じように加工食品を食べていると、許容量オーバーからの炎症体質。アトピー悪化して肌真っ赤。ということになります。

ではどうすればいいのか?そこで登場するのがオメガ3。

オメガ3はオメガ6とは逆の性質を持っています。つまり抗炎症作用です。

なのでオメガ6を摂りすぎている「炎症体質」を正常な体質に戻すためにはオメガ3を意識的にとってバランスを整える必要があるわけです。(もちろんオメガ6の摂取量も減らす。しばらくはお菓子はやめよう)

具体的なオメガ3の摂取方法

アトピー 魚 和食

それでは具体的にオメガ3をどうやって摂っていくのかという話しをします。(質問者さんはおそらくここが知りたいはず)

オメガ3は熱に弱く酸化しやすいです。

酸化した油というのは換気扇にへばりついたベトベトの汚れのように体内に付着するので良くない。なるべく新鮮な状態で摂ることがベターです。

そう考えるとサプリから摂取する方法はオススメできません。なぜなら酸化している可能性があるから。

過去にオススメのサプリメントの中でオメガ3を紹介しているのですが、あれはあくまで補助的な役割ということであって、メインはやはり食事から摂ること。これに尽きます。

(サプリからも摂取したい!という場合は後ほどオススメのオメガ3サプリを紹介するので、そちらをチェックしてください)

食事からオメガ3を摂る場合、2つの選択肢があります。その選択肢とは植物性と動物性。
(厳密にはαリノレン酸という前駆体が〜という話しがありますがややこしくなるので割愛)

植物性のオメガ3が多く含まれている食べ物は

・クルミ
・亜麻仁
・しそ

動物性のオメガ3が多く含まれている食べ物は

・サバやシャケ、アジなどの青魚

となります。

「植物性と動物性って何か違いがあるのですか?」と言うと大いにあります。

実は植物性は体内に吸収される率が低いので効率が悪いのです。
(ここも厳密にはαリノレン酸の変換率が〜という話しになるのですが割愛)

とはいえ少量でも摂取できることには変わりないので日常的に摂るようにする。
(具体的な方法は後ほどお伝えします)

なので基本スタンスとしてはメインを動物性オメガ3を軸にしてサブで植物性オメガ3を摂るようにする。

そうすることでオメガ6過多だった体内のバランスが改善され炎症体質から脱却できるというわけです。

具体的な食べ物やら商品が知りたい

それでは具体的に僕が1日の中でどうやってオメガ3を摂っているのか包み隠さずお伝えします。

まず朝の時間に亜麻仁油をスプーン小さじ2杯飲みます。

亜麻仁油は「必ず」低温圧搾タイプを選びましょう。オメガ3は高温で酸化しやすいからです。僕はこちらの商品を愛用しています。

低温圧搾タイプ

食事に関しては近所のスーパーで毎週サバとシャケを購入しておき、1日1〜2回は食べるようにしています。量は半分から1匹ぐらい。調理が面倒という場合は缶詰めもいいと思います。味付けもされていて美味しいですし。

最近の缶詰は本当にうまい!

さて、サプリに関してですが上記でお伝えしたことが習慣化できるようであれば必要ありません。

ただ人それぞれ生活リズムが違うので難しい人もいます。そういった方はサプリで補うのがいいでしょう。

通常のオメガ3のサプリだと加工の段階で酸化している可能性があります。なるべく酸化リスクを避けながらオメガ3を摂れるサプリは「クリルオイル」です。

クリルオイルとは南極に住む動物性プランクトンであるクリルから抽出された油です。この油の中にオメガ3が含まれているのですが酸化しにくいというメリットがあるのです。

サプリならこれがオススメ

 

朝の時間に亜麻仁油ではなくクリルオイルにするのもありですね。いまこの記事を書いていてその方法に変えようかなとふと思いました。

一旦ここでまとめます。

低温圧搾タイプの亜麻仁油を小さじ2杯飲むこと。(都合がいいタイミングでOK)
・毎日、青魚を食べること(個人的にサバやシャケを好んでいます)
・サプリを活用するならクリルオイル

この3点です。

以上がオメガ3に関しての回答となります。参考になれば幸いです。

追伸:

地上最強のサプリメントは野菜ですが、なかなか毎日のように野菜を食べるって調理が面倒で挫折しちゃいませんか?僕も挫折していたのですが最近購入した商品のおかげで今では毎日モリモリ野菜を食べて肌がどんどんキレイになりました。ぜひこちらもチェックしてみてください。

 

「参考になった!」という方は
こちら↓をクリックして下さい。

 

コメント

タイトルとURLをコピーしました