トシです。
朝食は食べなくても問題ありません。
あなたは普段、朝ごはんを食べていますか?
実はアトピーを治す理想的な食事リズムは朝食を抜いた1日2食なのです。
「朝ごはんを食べないと力が出ないのでは?」と思うかもしれません。
ですが、それは勘違いです。
今回はなぜ食事リズムがアトピー改善に大切なのか。そしてどうして朝食を抜く方がいいのか。こういったことについて詳しく解説していきます。
いつも朝食を食べている人はもちろん。食べていない方であっても、なぜ食べない方がいいのかを説明できない場合は、今回の記事を最後までチェックしてみてください。
目次
【朝食抜き】アトピー完治に最適な食事リズムが1日2食である理由
アトピーは肌に現れる病ですが、根本的な原因を追っていくと、胃腸に辿り着きます。
詳しく解説すると長くなるので簡単にまとめると
「胃腸が食べ物を消化しきれず、未消化物が出てしまい、それがゴミとなり腸から血液へと流れてしまう。ゴミを外に出すために排泄器官の一つである肌からデトックスしている。」
こうした流れが確実にあります。
こうした流れを止めるためには、胃腸に休憩タイムを設けてあげる必要があります。
胃腸が活動しない時間帯を作ることで、食べ物は消化され血液にゴミが流れなくなります。
その結果、肌からゴミを出す必要がないので、健康的なすべすべした肌に生まれ変わります。
「でも何で朝ごはんを抜くのがいいの?ランチでもいいのでは?」
と思うかもしれません。
これには2つの理由があります。
昼でも夜でもなく、朝ごはんを抜くべき3つの理由
朝ごはんを抜く理由としては、
- オートファジーを作動させるのに最適
- 日常生活で取り入れやすい
- 朝は排泄の時間
この3つです。
オートファジーを作動させるのに最適
年末になると大掃除を行い新年を気持ちよく迎えるのが、日本の文化です。
体にもこの大掃除システムが備わっているのですが、実は現代人は活用できていません。当然ですが、掃除をしなければゴミは溜まる一方なので、病気という形で体は強制的にゴミ処理をしています。
逆に言えば、意図的に掃除を行っていれば体もわざわざ病気を出す必要がないので、健康体でいられるということです。
では、体の大掃除というのは具体的にどうやって行うのでしょうか?
それは一定時間、何も食べないことです。
「えぇ!食べないなんて無理!」と思うかもしれませんが安心してください。誰でも実践できる方法を今から紹介します。
体の大掃除のことを、専門用語で「オートファジー」と言います。日本語では「自食作用」といった表現もされます。
こう聞くと、ゾンビ漫画のような怖さを感じますが、とても素晴らしい機能なのです。
オートファジーというのは、細胞が体内のゴミをパクパク食べてくれる現象のことを言います。
なぜ細胞がゴミを食べるのかというと、飢餓状態だから。
人間の体は一定時間、何も食べないと飢餓状態だと判断されます。この時、なんとかして栄養を確保するように働きます。
その結果、細胞くんが「あまり美味しくはないけど食べないよりはマシだな」ということで、体内にある不要なゴミを食べてくれるのです。
この機能をうまく活用することで、いつでも体内を塵ひとつ無いピカピカな状態にしておくことができます。
これがオートファジーという現象です。
「それは分かったけど具体的にどれくらい食べない時間が必要なの?」
というと、約16時間です。
「16時間も何も食べないなんて無理!」と思うかもしれませんが、僕たちは毎日睡眠を取ります。その時間は「何も食べない時間」です。
つまり毎日8時間の睡眠をとっているとすると、追加で8時間食べない時間があれば体内はピカピカになるというわけ。
例えば、夕飯を夜8時に済ませたとします。
そこから夜12時に寝て、翌朝の8時に起きた場合、この時点で8時から12時の4時間の食べない時間。12時から8時までの8時間の食べない時間が作れています。
8時間+4時間=12時間の食べない時間が既に作れているということです。
残りは4時間。
8時に起きて4時間後と言えば、ちょうどお昼の12時です。
つまり、朝ごはんを食べないだけで毎日体をピカピカに掃除することができてしまうのです。
確かに初めの頃は慣れていないので、空腹を感じることもあるかもしれません。
それでも、お金もかからず体を毎日ピカピカに掃除できるなら、やってみる価値はあると思いませんか??
日常生活で取り入れやすい
さて、朝ごはんを抜くべき理由の2つ目ですが、何といっても日常生活で取り入れやすい点です。
16時間の空腹時間を作ることがオートファジーの条件なので、なるべくツラく無い方法で実践するには、睡眠時間を空腹時間に入れてしまうのが手っ取り早い。
もし、朝食を食べてしまうと、16時間の食べない時間は確保できませんし、お昼を食べないとしても、夕飯まで16時間食べないのは不可能です。
唯一、夕飯を食べないまま寝てしまう方法であれば、実現可能ですが、会食はたいていの場合は夜ですし、食べながら人と話すのは、とても楽しいものです。
なので、その時間を削るのは継続しにくいでしょう。
となると、やはり朝ごはんを抜くスタイルが最も継続しやすいリズムということになります。
朝は排泄の時間
最後の3つ目の理由は、体内リズムについてです。
人の体には昼に活動して夜は寝るというように、一定のリズムがあります。
体の生理的なリズムでいうと、
- 朝:排泄
- 昼:摂取
- 夜:吸収
とされています。
例えば、朝起きると目ヤニや口臭が出ているかと思います。これは体が排泄しようと働いている証拠です。朝はそういった外に出す時間なのです。
逆に夜は栄養を吸収する時間です。
この時間にたくさん食べてしまうと、脂肪になりやすいのでダイエット本などを読むと、夜は食べすぎないようにしましょうと書かれています。
このリズムで考えてみると、朝ごはんを食べると消化にエネルギーが集中してしまい、外に出そうとする体のリズムを狂わせてしまうこととなります。
食べるなら昼以降にするのが、元々備わっている体のリズムから考えて最適ということです。
さっそく明日の朝ごはんは抜いてみよう
ここの内容で、朝ごはんを抜くことで16時間の空腹時間を作れることが理解できたと思います。
あとは実践あるのみです。
早速、明日の朝ごはんは食べないようにしましょう。お昼までにお腹が空くかもしれませんが、空腹の時に食べるご飯は一段と美味しいので、ランチを楽しみに待ちましょう。
ただ、一度にドカ食いしてしまうと胃腸の負担になるので、楽しみにしているからといって、早食いせずに、ゆっくりと味わいながら食事をしてみてください。
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