親がアトピーだと子供に遺伝するのか?発症リスクを下げる具体策

アトピー 遺伝
親がアトピーだと子供に遺伝するのか?発症リスクを下げる具体策

トシです、

親がアトピーだと子供は
アトピーになりやすいのでしょうか?

今回はアトピーの親と
子供のアトピー発症について
詳しく解説していきます。

子供にアトピーが遺伝しないか
とても不安に感じていたり、

将来的に結婚して子供が欲しいが
アトピーが可愛い子どもに影響しないか
ということにとても恐怖がある。

という場合は、

今回の記事を
参考にしてみて下さい。

この記事で知れること

アトピー遺伝の因果関係
✅アトピーが引き継がれるメカニズム
✅なぜ親がアトピーだと子供がアトピーになりやすいのか?
✅子供のアトピー発症率を極限まで下げる方法
✅母親と父親のどちらがアトピーの方が遺伝しやすいのか

 

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アトピーは遺伝するのか?

これまでの人生で
アトピーで悩んできた場合、

「子供にはアトピーに
なってほしくない!」

と強く感じると思います。

アトピーは肉体的な痛さもありますが
精神的な苦痛も凄まじいです。

アトピーだからという理由で
人からイジメに遭ったりして
コミュニケーションが取れない
人間に成長にする可能性もあります。

また、イジメがエスカレートすれば
自殺を考えることだってあり得ます。

「自分の子供にはそんなツライ経験は
絶対にしてほしくない!」

と思いつつも、

産んでみないとどうなるのか
分からないので不安があります。

アトピーは遺伝するのか?

という議論は昔から行われていますが
まだまだ正確なことは分かっていません。

そもそもアトピーの確固たる治療法すら
まだ解明されていない段階なので

遺伝するのかどうかを特定するのは
非常に難しいことなのです。

ただ、病気に関して1つ言えることは
80%以上の病気は後天的な影響によって
発症していると言われています。

生まれながらにして体に異常がある
先天性の病気は20%程度です。

この先天性の病気というのは
生まれつき骨の形が違ったり
指の本数などが違う。

といったことを指します。

そう考えると、

個人的な意見にはなるのですが
アトピーは遺伝病ではなく
後天的な影響が大きいと考えています。

また、

アトピーに関する患者数を見てみると
20世紀前半では1%以下しかいないのに
21世紀に入ると30%まで激増しています。

この増え方は遺伝というよりも
環境変化が影響している
可能性の方が高いと言えます。

赤ちゃんにアトピーが発症するメカニズム

生まれて間もない段階で
赤ちゃんがアトピーを発症することが
昔と比べてかなり増えてきました。

なぜ、このような事になるのか?

それは、

腸内細菌のバランスが
悪いままだからです。

アトピーに限らずアレルギー症状は
腸内の善玉菌が不足しているという
1つの共通点があります。

善玉菌が不足してしまうと
外から入ってくる物質に対して
過剰に反応してしまいがちとなり
アトピーになりやすいのです。

赤ちゃんの場合、
お腹にいる段階では

腸の中は無菌状態です。

そこから産道を通過するときに
母親の乳酸菌を口から取り入れます。

そして、

母乳を飲むことで
腸内の乳酸菌を増やしていき
生まれた後も雑菌に対抗できる
免疫力を持つことができます。

アトピーを発症する赤ちゃんの場合
この母親からの乳酸菌の継承が
上手くできていなかったり、
母乳で乳酸菌を増やせていないため

腸内細菌のバランスが悪いまま
生活をすることになってしまい

様々な刺激に対して
過敏に反応してしまうのです。

「どうして上手く
乳酸菌が引き継がれないの?」

と言いますと、

理由の1つに

母乳の質が悪い

ということが言えます。

母親が加工食品ばかり食べていて
腸内環境が荒れている場合だと

母乳に十分なパワーが無く
赤ちゃんは腸内の乳酸菌を
しっかりと増やせません。

なぜ親がアトピーだと子供がアトピーになりやすいのか?

両親の両方またはどちらかに
アレルギー症状がある場合、

子どもがアレルギーなる可能性は
高いと言われています。

出典元が不明ではありますが
秋山こどもクリニックのHPで
紹介されているデータによると、

アトピー性皮膚炎になるリスクとして、両親ともアトピーがある場合50~75%、片親のみのときは25~30%、両親ともになく第1子にある場合20~25%、兄弟にもない場合10~15%としています。

参照元:http://www.akcl.jp/colum/co104cat0.html

という記述があります。

完全に信用する必要はありませんが
アトピーを持っている方の子どもは
発症しやすい傾向はあるようです。

こういった現象が起こる要因としては
体質の遺伝によるものだと思われます。

アトピーそのものは遺伝していないにしろ
乾燥肌の体質を引き継いだことによって
肌が痒くなる傾向が少し強く出る。

ということも考えられます。

なので、

肌へのケアはしなければなりませんが
アトピー自体が遺伝するということでは
無いかと考えています。

母親と父親のどちらがアトピーの方が遺伝しやすいのか

では、母親と父親のどちらかがアトピーの場合、
遺伝しやすい方はどちらなのか?

ということについてですが、
体質上の問題あれば、

父親と母親のどちらの影響も
受けやすいので確立は50%です。

ただ、

これも出典元が不明ではありますが
日革研究所のHPでは以下のように
解説されています。

母親の体質の方が父親の体質よりも4~5倍強く影響するものと考えられます。

参照元:http://nikkaku-j.com/trouble/%E3%82%A2%E3%83%AC%E3%83%AB%E3%82%AE%E3%83%BC%E3%81%AF%E5%AD%90%E3%81%A9%E3%82%82%E3%81%AB%E9%81%BA%E4%BC%9D%E3%81%99%E3%82%8B%E3%81%AE%EF%BC%9F%E3%81%84%E3%81%A4%E3%81%8B%E3%82%89%E4%BA%88%E9%98%B2

なぜ、母親の方が遺伝しやすいのか?

と言えば、

先ほどお伝えした
腸内細菌による影響が
とても大きいです。

赤ちゃんは母親の産道を通る際に
乳酸菌を口から取り入れることで
善玉菌を体内に取り入れます。

そして、母乳によりその後も
乳酸菌を体内に増やしていくことで
免疫力を強化していく過程があります。

母親がアトピーである場合は
腸内細菌が不足している傾向があり

母乳に十分な栄養分が
含まれていなかったり、

産道にある乳酸菌が少ないため
赤ちゃんに継承されない。
ということもあります。

なので、

母親がアトピーの場合の方が
子どもがアトピーになる率は
比較的高いと言えます。

誤解しないでほしいことは
アトピーそのものが遺伝するのではなく

善玉菌が増やせないことで
結果的に赤ちゃんが
アトピーになっている。

ということです。

子供のアトピー発症率を極限まで下げる方法

それでは、

どうすれば赤ちゃんの
アトピー発症率を下げれるのか?

方法としては、

『自身の腸内細菌を増やすこと』

です。

しっかりと腸内環境を整えれば
赤ちゃんも善玉菌を継承され
すくすくと育ってくれます。

なので、まずは自分の腸内を整えることが
赤ちゃんの健康を守ることに繋がります。

善玉菌を増やす方法については
こちらの記事で解説しているので
是非、参考にしてみて下さい。

https://www.teikyousya.com/archives/%E3%82%A2%E3%83%88%E3%83%94%E3%83%BC%E3%82%92%E6%94%B9%E5%96%84%E3%81%95%E3%81%9B%E3%82%8B%E8%85%B8%E5%86%85%E6%B4%97%E6%B5%844%E3%82%B9%E3%83%86%E3%83%83%E3%83%97%E3%81%A8%E8%85%B8%E3%81%8C%E5%8E%9F.html

 

生まれつきアトピーの管理人

僕自身のケースだと母親はアトピー持ちで
父親は喘息持ちというパターンです。

母親は結婚をしてからアトピーが消え
見た目は普通の肌をしています。

父親の喘息は未だに引きずっており
たまにゴホゴホと咳をして
吸入器を使っています。

そんな両親の下で生まれた僕は
生まれつきアトピーを発症しました。

しかも僕は5人兄弟なのですが全員が
アトピーを抱えて生まれてきています。

現在は人によって症状に差はあります。

この結果を考えると
遺伝だと考えるのが
普通だと思いますが、

母親が比較的、不摂生な
食生活をしてきたことから
腸内細菌のバランスが乱れていて
それで子供がアトピーになっている。

という考え方のほうが
納得のいく部分が多くあります。

「生まれつきアトピーだから
一生アトピーなのですか?」

というと、そうではありません。

しっかりと腸内細菌を増やしていき
免疫機能を正常に戻してあげれば
アトピーを完治させることは可能です。

腸内細菌を増やす方法は
こちらの記事をチェックして下さい。

https://www.teikyousya.com/archives/%E3%82%A2%E3%83%88%E3%83%94%E3%83%BC%E3%82%92%E6%94%B9%E5%96%84%E3%81%95%E3%81%9B%E3%82%8B%E8%85%B8%E5%86%85%E6%B4%97%E6%B5%844%E3%82%B9%E3%83%86%E3%83%83%E3%83%97%E3%81%A8%E8%85%B8%E3%81%8C%E5%8E%9F.html

 

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